11/14に受験した学校別サピックスオープン（駒場東邦・2回目）の結果が出ましたのでご報告します。
結果の前に少し前置きを
今回の模試は試験会場に駒場東邦も選べたのですが、チリ太郎はサピックス中野校で受験しました。なぜかと言えば、午後に合不合を受験する予定で、同日の合不合のPM受験は中野坂上にある宝仙学園ぐらいしか近い会場がなかったためです。
チリ太郎、実にあっさりと、「移動が少ない方がいいなぁ。お昼ご飯も食べなきゃいけないし。」と駒場東邦での受験に未練が全くありませんでした。
まあ、結局、私の申請ミスによりPMの合不合は受験できず、「何で中野校で受験したんだっけ？！」という結果になりましたが…。
同日、模試が終わった後のチリ太郎の感想ですが、
青：「合不合は申し訳なかったね。サピックスの学校別はどうだった？」
チ：「ちょっと時間が…。」
青：「いつもの、『特に普通です』じゃないんだね。どの教科が？」
チ：「国語とか。あと、社会も漢字が…。」
青：「そう。なかなか厳しい結果になるかもしれないね。」
という感じでした。
確かに、採点前答案を見た限り、国語の空白は相変わらずとして、社会でもいつもより空欄が目立ちました。
さて、結果です。
算数：74点/120点（平均52.7、偏差値61.7） 58位
国語：65点/120点（平均73.3、偏差値42.7） 444位
理科：54点/80点（平均43.6、偏差値60.1） 90位
社会：35点/80点（平均36.5、偏差値48.3） 325位
総合：228点/400点（平均206.1点、偏差値56.5） 159位
受験者数：599人
想定合格点は213点で、判定は70％でした。
ちなみに、前回（第1回）の結果が以下のとおりでしたので、偏差値的に2.2ポイントダウンです。でも、思っていたより悪い成績ではありませんでした。
＜前回結果＞
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算数：86点/120点（平均59.8、偏差値65.9） 28位
国語：51点/120点（平均67.4、偏差値37.1） 543位
理科：47点/80点（平均28.7、偏差値72.5） 8位
社会：31点/80点（平均32.9、偏差値47.8） 341位
総合：215点/400点（平均188.7点、偏差値58.7） 112位
受験者数：606人
想定合格点：194点、判定：80％
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前回模試では算数と理科が突出して良かったのですが、今回はそこまで突き抜けず、その分、国語が少しだけ良かったという感じでしょうか。
いずれにしても、想定合格点をクリアできていたことはよかったです。
まだ教科ごとの詳しい振り返りなどはできていないのですが、チリ太郎は寝る前に結果画面をタブレットで見ながら、国語と社会の採点済答案を確認していました。
その2教科が気になっていたのでしょうね。
その上で、こんなやりとりがありました。
チ：「この判定みたいなボタンはなに？」
青：「あぁ、それは仮想の点数を入力して合格可能性判定を出す機能だよ。『あと〇点あったら〇％だった』みたいなのがわかるでしょ。」
チ：「そうか。この社会の間違えたやつ、配点いくつかな？」
青：「そうねぇ、多分、4点×2じゃない？」
そんなやりとりをしつつ、「あと8点あったら80％だったんだね」なんて言いながら寝ました。
あの機能、使う機会なんてあるかなと思っていました。
だって、既に出た結果に対して、「あと〇点取れてたはずだから、その場合の判定は」なんて、やる意味ないですから。
でも、受験者本人が「知りたい」と思うのであれば、それは必要な機能になります。
知った上で、「自分はあと8点、この問題とこの問題は取らなければいけなかったんだ」と思えるならば…。
サピックスに限った話ではありませんが、「大手塾のやることには意味がある」ということを改めて感じました。