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子供の勝利、親の勝利

ランキング応援をお願います

東京・神奈川入試が目前に迫っています。

正直、この時期になってしまうと、受験生を応援するために記事を書きたい気持ちはあるものの、ありきたりのことを書いても何の足しにもならず。
だからといって、奇抜なことを提案するのは最悪です。

いっそのこと、ただただ応援するだけの記事を書いたほうが清々しいのですが、そんなキャラでもなく。

本当に言い訳になってしまうのですが、「気持ちはあれども筆が進まず」という状態になります。
自分のことならいくらでも書けるから、昨年は苦労しなかったのですけどね。

ただ、うかうかしていると本当に本番日が来てしまうため、ちょっと今更な内容ですが記事を書きます。

東京・神奈川受験ですと、いわゆる本命校は2/1になることが多いと思われがちですが、もちろん神奈川受験は2/2開始ですし、国立・都立受験の2/3もあります。
また、2/1と2/3の2回受験を実施する学校もあり、2回受験の日程を組む方もいらっしゃいます。
つまり、意外と本命は分散しており、2/1~2/5ぐらいまでの間にそれぞれの勝負があるわけです。

我が家の場合はどうであったかと言うと、過去の記事にも書いているのですが、

2/1AM本命、PM併願①
2/2AM併願②
2/3国立と私立のダブル出願をして、2/1の結果を見て選択受験
2/4以降 合格が出なければ2/1PM校を受け続ける

このプランでは、2/1PMの結果が同日夜(23時頃)出ますので、2/4以降の受験有無の心構えができます。そもそも、埼玉受験で合格をいただいていたので、そちらとの比較で考えられます。
そして、2/1AMの本命校の結果が2/2に出るというのが受験生にやさしいですね。(受験者数が爆上がりしたら、これができなくなるかもしれませんね)

2/1本命校が残念なら、2/3受験は私立で(偏差値的に)ほぼ同等と思える学校を受験させるつもりで、私はひそかに「ダブル本命プランだ」と思っておりました。(国立校はあくまで合格を得た上でのボーナスチャレンジのつもりで出願していました)

このプラン、私は結構気に入っていて、心の中で自画自賛していたのです。

ただ、プランはあくまでプランであり、受験するのは子供なのですよね。
親の支えがあっても、どこまでプランどおりにことが運ぶかは未知数です。

私が2/1以降に感じた「予想外」の事項は

2/1の受験日、チリ太郎がガチガチに緊張していたこと。
2/1校にそこまで思い入れが強かったのかとびっくりしました。普段、あまりそういうことは口にしない子だったので。
そして、上記の反動か、2/1の試験の手ごたえがあったせいか、2/1AM受験後は目に見えてチリ太郎の緊張感は失われ、2/2の合格発表後には完全に緩んでいるように見えました。(試験期間中は自粛しようと話し合ったスマホゲームを勝手に解禁しちゃいました)

まあ、合格発表後のことは大目に見るとしても、

もし、

もしあの様子で2/1本命校が残念だったら、一山超えて緩んだ気持ちと不合格の落胆が襲ってくるわけです。
そんな状況で2/3に巻き返せていたかなと思うときがあります。
ダブル本命だなんて、本当に絵にかいた餅だったかもしれません。

例えば、2/1校の結果が2/3に出る学校なら、ある程度の緊張感は2/3までは持ち続けられそうです。
そう、受験プランによって緊張感の持続の仕方は違うのですね。
この点については、親御さんは頭に入れておかなければいけないと思います。

とはいえ、この時期にこんな話をされても、受験日程を組みなおすことなんてできません。
ですから、子供の緊張感、集中力をどこまで伸ばしてあげられるかの勝負なのです。
これは、大人の役割分担です。

子供の集中力、緊張感なんてそもそも長続きしませんので、息抜きも大事でしょう。
親以外の人の力を借りることもすごく意味があると思います。(ここぞというとき、積極的に頼るといいでしょう)
あとは、本人にイメージさせることも重要だと思います。
「これは、本命校だけの戦いじゃなく、受験日程全体での勝負だ」と思わせることも時に必要でしょう。

不本意な結果から少しでもリカバーする方法とか…。
本人はあまり考えたくないでしょうが、親の方は絶対に考えておくべきですね。

親だって子供と喜び、子供と悲しみ、喜怒哀楽のタイミングは同じのはずです。
ですが、「俳優」になるなら、まさしくこの時じゃないかなぁと思ったりします。
自分の感情を抑えてサポートに専念できたなたら、それは大人の勝利でもあります。

できるなら、ダブル勝利を勝ち取ってほしいものです。

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