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体験授業中止に改めて思う

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早稲アカの体験授業が中止となり、言われたときには私自身もかなりショックではありました。
しかし、改めて冷静に考えてみると、いくつかの気づきがありましたので、ブログに書き残しておきたいと思います。

1. 早稲アカ、ちゃんとしてるな

民間塾は生徒を集めてナンボという面がありますが、やっぱり大切な子供を預かっている立場ですから、授業の環境づくりも同時に配慮しなければいけません。
今回の件で思ったのは、校舎にもよるかもしれませんが、早稲アカさんはそれがちゃんとできる塾だということですね。
そういう意味で、もう、チリ太郎が最寄校舎に通う目は無いと思うのですが、良い塾、ちゃんとした塾であることがよくわかりました。
同時に、これが、入塾したり冬期講習を申し込んだ後に発生しなくてよかったなとも思いました。
そうなれば、私もチリ太郎も塾側でも、より難しい対応、選択を迫られることになったでしょうから、そういう最悪のケースは避けられてよかったと思います。

2. 逆に、今通っている個別指導塾は良くやってくれているのかも

こうなってみると、現在チリ太郎が通っている個別指導塾は良くやってくれているのかもしれません。
妻は少し不満に思っていることもあるようですが、そうした不手際を加味したとしても、落ち着きのないところがあるチリ太郎を指導してくれているのですから。
まあ、妻が不満(不安)に思っていることの中に、「仮に難関校を目指す場合の指導力はどうか?」というものがあるようですが、その点は、親から先生にはっきりと意見・疑問をぶつけてみないとわかりません。
「あっ、そういうことなら高い目標に向けた対応にします」
となるかもしれませんしね。

また、塾に子供を任せっぱなしにしないよう、もっと注意しなければと改めて思いました。

今回の件でも、早稲アカの体験授業を受ける上で、チリ太郎にもう少し注意点などを声掛けできていたらな…という悔いがあります。
何か起きてから気づく、悔やむというのは、今後は避けなければいけません。

3. とはいえ、志望校別対策授業は受けさせたい

前にも少し記事にしたかもしれませんが、都立中高一貫校を第一希望として受検に臨むなら、今の地元個別指導塾でよいと思っています。少ないですが、実績もあります。
しかし、私立の難関校も同時に挑戦してみたいというならば、大手進学塾の志望校別対策授業を受けさせたいというのが私の考えです。
私が妄信しているだけかもしれませんが、各塾の志望校別対策というのは、それなりの価値と効果があるものだと思っています。
しかし、この授業に通わせたいと思ったとき、また集団指導に慣れるという課題が出てきます。やはり、ここは越えなければならない壁なのかもしれませんね。

4. 自業自得という意識は子供には無い

早稲アカでの件は、大人の世界であれば、まさに

「自業自得」

という一言に尽きます。

しかし、このことをもって子供に、

「自分の不注意でこういうことになったんだからね」

と言っても、実はあまり心に響いていないのではないかと思います。

少し言い過ぎかもしれませんが、チリ太郎を見ていて、そして、自分が子供の頃を思い出してなんとなくそう感じます。

しっかりしたお子さんであれば、自分で経験し、そこから学んでいくというスタイルが確立している子もいるかもしれませんが、正直に言って、小学生でそういう子はかなり少ないでしょう。
チリ太郎なんて、さすがに今回の件は結構記憶に残っていると思いますが、大抵のことは些末なことと記憶にもとどめていませんし、また、それと自分の行動との関連付けや、今後への学びという思考回路はありません。

ただただ、「なんだかわからないけど、大変なことになっちゃった」と思っていると思います。

大人はこの点をよく注意しなければならないと思います。

要するに、「これだけのことを起こしたのだから、さすがに本人も懲りただろ」とか、「身をもって知っただろう」と思い込んでいると、また同じことを起こします。

おそらく、有効な対策は、(子供の認知力が育つまでは)「マメな声掛けと世話」しか無いのだと思います。
過保護に思われるかもしれませんが、私は「放任したり突き放したら自然に学ぶ」ということは無いと思っています。

では、どうやったら1人でできるようになってくれるかということなのですが、これは一言、「レベルの高い判断・行動は認知の発達を待つしかない」、「身の回りのことならトレーニングにより解決」なのだと思います。

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