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受験対策の前に反抗期対策

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反抗期というのは、人生において必要な過程なのですが、こと受験ということで言いますと、「反抗期が受験期に重なるのは勘弁してくれ」というのが親御さん共通の認識だと思います。

最近の子供は反抗期が遅いとか、無いなんて言われたりもしますが、その時期を親がコントロールできるものではありませんので、厄介です。
考え方によっては、コントロールできない以上、来たら来たで腹をくくって対処するしかないこととも言えます。
しかし、その対策(心の準備)は以外にできていないことが多いのではないでしょうか?

最近、チリ太郎の言動で少し気になる兆候が見られるようになりました。

会話の中で、少し強い調子で話すと、どちらに非があるかに関わらず、「なんで!」「なんでそうなるの!」等、同じように強い調子で言い返してくることが多くなりました。

主に、チリ太郎に強い調子で話すのは妻なので、この対応はもう喧嘩を売っているようなものです。
些細なことで言い合いに発展し、最後は妻が盛大にキレて収拾できなくなります。

事の発端は確かにチリ太郎に非があるのです。例えば、宿題をやっていない、ゲームの時間を守らない等、生活態度かゲーム関連で言われたことを守れないことが多いのです。
しかし、対する妻も、対応が大人気ないですね。これは昔から変わらないので、半ばあきらめているところもありますが…。

私の個人的な考えなのですが、例えば受験というイベントについて、受験生である子供とその保護者の責任分担を比で表すとすれば、4対6くらいかなと思います。
目標校に入りたいという決意を固め、実際に勉強に取り組むのは子供ですので、子供自身にも相応の責任があるイメージです。(親の責任分担は、環境整備や受験自体の実施・撤退等の最終決定権を持つことを加味しています)。
一方で、反抗期、思春期の対応について、同じように責任分担を比で表すとすれば、0対10だと思うんですね。親側に100%対処が求められる事項だと思うのです。

ですから、この問題については、妻とよく話し合って備えないといけないかなと思っています。

反抗期、思春期というのは、要するに、実態は自立していないが、精神的に自立する過程なのだと思います。
これを大人の視点で単純に見ると、「自立もしていない(親に生活の面倒を見てもらっている)くせに、口だけ生意気なこと言ってんじゃねーよ!」という正論も通用する現象なのです。
しかし、大人はそこは正論ではなく、子供の成長過程として見る必要があるわけで、その区別をきちんとつけなければいけないのですね。私の妻は、譲歩することが苦手なので、対応を誤りそうで怖いです。

私のフォローの責任は重大ですね。考えただけでも緊張します。

受験対策の前に反抗期対策。

そして、

反抗期対策は、まず親の教育から。

頑張っていきたいと思います。

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