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「百害あって一利なし」とは言うけれど

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中学受験もいよいよ「直前期」を迎えております。
「直前期」という言葉は決まった時期を指すものかどうかわかりませんが、概ね12月以降を指すのではないかと思っています。

我が家も12月を気持ちの切り替え時と考えてきましたが、少し個別の事情を加味するなら、チリ太郎の場合は12月に予定されている学校行事(宿泊教室)を終えたあたりから直前期でしょうか。
いや、もう少し後ろ倒しで考えるなら、12月12日の合不合(第6回)を終えた頃でしょうか。
いずれにせよ、12月の節目となるところでそれぞれの家庭が「直前期」に入るのだと思います。

「直前期の親子喧嘩は百害あって一利なし」なんて言われますよね。
しかし、我が家の小競り合いは一向に収まる気配がありません。
主に妻とチリ太郎の間のことなのですが、先日なども…、

妻:「しまった、学校の上履きを乾かすの忘れて寝ちゃったよ。チリ太郎、今日は学校のを借りといてよ。」

チ:「えー。ドライヤーで乾かしてよ。」

妻:「今から乾かしたらどれだけ時間かかるんだよ。」

チ:「…。」

妻:「なにその不満そうな顔。だいたい自分は何もしないくせに偉そうに指示するのが気に入らないね。もう、私は何もしないから勝手にしなよ。全部ひとりでやってみなよ。」

もうね、私も何と言ってよいかわからず、

青:「チリ太郎、今日のところは学校で借りておこうよ。それで、上履きは2足買おうよ。ストックがあれば楽になるじゃない。」

なんて言うのが精一杯でした。

本音を言えば、妻が短気なところをもう少し抑えてくれたらと思うのですが…。
しかし、私が何も手伝えていない状況で妻を責めることはできませんし、かと言って妻に同調するのもチリ太郎が不憫です。
私がいることで多少の仲裁はできるのですが、私のいない時間に事件が起こると最悪の雰囲気になります。

ただ、そんな妻も休日の朝に私と朝食を食べながら、こんな話をしていたりします。

妻:「私が女優にならなきゃいけない時期はいつだったかね?」

青:「ん?!」

妻:「ほら、黒木先生が言ってたじゃない。」

青:「たぶん直前期の頃だよね。マンガの中のどの時期での発言か忘れたけど…。(スマホで調べて)なんか、本番3ヶ月前らしいから、もう女優じゃなきゃダメな時期だね。」

妻:「そうか。なんか…、『コンサートに行って気晴らしするのもよい』的なことも言ってなかったか?」

青:「よく覚えてるね、そんなこと。まあ、気晴らしは重要だから好きにしたらいいよ。」

妻:「しかし、私は出不精だからずっと家にいるし、家にいるとチリ太郎がいてイライラするしなぁ…。」

なかなか短気は改善されないのですが、自分なりに悩んではいるんですよね…。
そんな人を責めることはできませんよね。

親も子供も、ぶつかりながら悩んで成長します。
誰が悪くて、誰が行動を改めるという話でもないのかなと思っています。

一般的には大人の方が聞き分けがよく理解が早いので、そちらが一歩引くという考え方になるでしょう。
でも…、そういう親の元に産まれたのですから、子供の側で悟ることも必要なのかなと思います。

暴論ですかね?

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