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インド旅行はできないけれど

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ゴールデンウィークが終わってしまいました。

我が家のゴールデンウィークは、結果的にほぼ外出せずでした。

チリ太郎は毎日ゲームをし、私も毎日ゲームをし、妻も毎日ゲームをして過ごしていました。

もちろん、生活に必要な最低限のことはしていましたけどね。どこかに遊びに出かけるというような特別なことはしませんでした。

最初の方こそ私が率先して、

青:「せっかくの連休だし、今から遠出は無理だけど近場の行けるところにでも行こうか?」

などと聞いてみたのですが、チリ太郎は家でゲームをしていたいと思っているでしょうし、妻はもともと出不精なので、私が行先も含めて提案しなければ乗ってきません。

結果として、ひたすらインドアなゴールデンウィークとなりました。

ただ、新型コロナによる隔離生活から解放された反動なのか、それとももともとGWの観光地というのはそういうものであるのかはわかりませんが、ニュースでは様々な施設の混雑ぶりを報じていましたね。

私が近場の行先として例に出した動物園なども、「入園までに2時間半待ちで入園を諦めた人も」などというニュースを見るにつけ

妻:「やっぱり、GWに出かけようというのは無謀なんだよ」

と結論付けられました。

まあ、休みは世間とずらして取るに限ります。(全てのご家庭がそうできるわけではないでしょうけどね)

チリ太郎も中学2年生になり、様々なことに面倒くさそうなリアクションをするようになってきました。
その点は小学生の頃と異なるところで、あと1年もたてば、

「僕は家にいるからおとさんたちだけで行って来たら?」なんて言われかねませんね。
それは覚悟しておかなければなりません。

ただ、中学生とはいえ、まだまだ人間としてはヒヨッコですし、親が社会の様々なことを見せてあげる、視野を広げるためのきっかけを与えてあげるということは必要です。

その点、我が家が唯一行ったイベントが…

青:「チリ太郎さ、『ナン』って食べたことないでしょ?」

チ:「ナン?」

青:「日本人はカレーライスを食べるけど、カレーの本場の国の人はナンっていうパンみたいなのにつけて食べるんだよ」

チ:「そうなんだ」

青:「まあ、今時はスーパーでも売ってるけどね。これが結構おいしいんだけど、食べに行ってみる?」

チ:「行ってみようかな」

妻:「よし、出かけるついでにマンガも借りに行こう」(←便乗する機会を待っていた)

というわけで、ほぼ唯一といってよいGWの外出が、「妻のマンガレンタル+インドカレー店での昼食」の旅となりました。移動手段は自転車です。

まあ、出かけたら出かけたで近かろうが遠かろうが、いろんなことが起こります。

チリ太郎、自転車のカギを雑に扱って、奇跡的に側溝の蓋の隙間から落としてしまうというトラブルを起こしました。(←妻に怒られていました)

これも経験ですよね。でも、鍵をクルクル指で回していて誤って飛ばしてしまうなんて、マンガでしか起こらないと思っていましたが、本当にやる人がいるんですね。
遠出してこういうトラブルを起こされるとかなり辛いことになりますが、近場だからまだリカバリーは可能です。(私が家にスペアキーを取りに行くだけなのですが…)

そんなトラブルもあったりしてたどり着いたインドカレー屋さん。
(正確には、インド・ネパール料理屋ですが)

チリ太郎、こういう異国情緒溢れる飲食店には来たことがないので、いろんなものに興味を示していました。

メニュー表を見ても結構わからない言葉が多くて、オーダーまでにかなりの時間を要しましたが、チリ太郎はバターチキンとキーマカレーを注文し、出てきたナンの大きさに驚いていました。

本当に、まったく特別感もなく、ただ普段行かない飲食店に行っただけのことなのですが、チリ太郎の様子を見ていたら

・ナンを観察して厚さの不揃いな部分と食感の違いに興味を持っていた
・ナンの味についても、単なる小麦粉なのか、パンとの違いは何かと疑問を持っていた
・私が一口あげたラッシーを「うん、まあ、飲むヨーグルトだね」と結論づけた
・不思議な味のするスープ(辛くて酸っぱい)に何が入っているのか疑問を持っていた
・インド料理屋にビーフとポーク料理が無い理由を学んだ

というように、初めての経験を楽しんでいるようでした。

最終的に、

チ:「どっちかというとキーマの方が好みの味だったかなぁ。ナンが異常にデカかったね。お代わりしたら超おなか一杯だよ」

と感想を述べて、とても満足した様子でした。

チリ太郎の様子を見ていて思ったのは、
中学生になると小学生の頃よりも考える力がついてくるので、着眼点も洞察力もレベルが上がってきます。
その点で言えば、なかなか難しい時期ではありますが、やっぱりこの時期にいろいろな経験を積ませるべきなのですよね。

都合がつけば旅行に出かけたりするのが総合的によい教育の場になるのですが、それができなくても、近場でもいろいろな体験をさせることは可能です。
うまく興味を持たせ、小さな発見をアシストする。
そういうことは、お金や時間を使わなくてもできたりします。

今後はそんなことを模索していければと思ったゴールデンウィークでした。

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