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休む休まないよりも、どう決めたか

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関東の中学受験では、先週末から埼玉受験が始まっていますね。
私の通勤経路で埼玉方面に連結する駅があるので、いつもと違う雰囲気を感じます。
初々しくて、ついつい心の中で「頑張れ」とエールを送ってしまいますね。
もちろん、付き添いの親御さんにもです。

さて、この時期になるとブログでもネットの記事でも、中学受験の直前期に「学校を休むか休まないか」問題が出てきます。

私自身は田舎の公立教育で育ったので、特段の理由が無ければ学校を休ませないという考えですが、実際のところはそんな強い信念、教育観みたいなものはありません。ですので、「学校を休ませる」と判断したご家庭を批判する気持ちもありません。
そもそも、この問題に正解はない印象があります。どんなニュース、どんな記事を読んでも、だいたい「親の考えとか教育観、メリット・デメリットなどを勘案して判断」という結論が多いと思います。

では、正解のないテーマを引っ張り出してきて、本記事で何が言いたいのか?

チリ太郎の中学受験から約3年が経過した今思うのは、「この問題は選択に正解は無いけど、手順には正解がある」ってことです。(個人的な考えですが)

ちなみに、自分のことはどうなのかと言いますと、
我が子チリ太郎の中学受験は、埼玉受験、試験前日も含め、小学校には通い続けました。
その時は、

青:「チリ太郎、直前期になると学校をお休みする子もいるみたいだけど、チリ太郎はどうする?」

チ:「うーん、まあ、行っとこうかな」

みたいなやり取りで決まっちゃったと記憶してます。

ただ、もしもう1回直前期をやる機会があるなら、私は以下の手順で進めると思います。

・学校を休む場合、休まない場合のそれぞれのメリット・デメリットを一通り説明
・その上で、子供に選択させる
・ただし、「決めきれない」という場合が予想されるので、その場合は「考えが固まったらその方法を選択する。それまでは今まで通りの生活を送る」という方針を予め伝えておく
(つまり、「休む」場合のみ、自分の中で理由などを整理させる)
・その間の子供の様子をしっかりと観察しておく

あまり大したことは言っていませんが、重要なのは「子供にしっかり説明し、考えさせ、選択させ、様子をしっかり見ておくこと」ですね。

当時の私にはここまで整理された考えはありませんでした。
ただ、当時から子供の様子を観察するということはしっかりしていました。
ブログを書いていたせいもあったかもしれませんけどね。

当時、「あっ、チリ太郎って小学校では友達に馴染めていないように見えたけど、いざ『場合によって休んでいい』となっても、休まない方を選択するのだな」
「以外と小学校のことが好きなのか、『特段の理由がない限り、学校には通うもの』という考えがあるのか、どちらかかな」と思った記憶があります。

中学受験には直結しませんが、こういうときの子供「発言」「判断」「行動」から我が子の心の内を想像するのって大事だと思うのです。
大人から見れば子供はわかりやすい存在ではありますが、口数が少ない子の場合は折々の観察は欠かせません。

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