昨日、駒場東邦何でも相談会で相談した内容について、記事にさせていただきました。
NNの先生がおっしゃられた内容で最も印象に残ったのは、都立中高一貫校受検についての
「適正検査の問題を当人が『面白い』と思えるか」
という言葉です。
この観点は、私の中にはありませんでした。
親として、
「都立中高一貫校の適正検査対策は直前でも間に合うか?」
「そもそも、そのようなやり方で見込みあるか?」
「私立と都立の当該校の偏差値差は?」
という思いばかりが先行し、実際に取組む受験生のことをあまり考えていなかったと反省させられました。
その上で、新たな気づきとして、
「受験勉強する上では試験の内容、普段取り組む問題の内容がある程度『面白い』、『解くのが楽しい』と思えなければ、継続できるものではない」ということを認識しました。
冷静に考えれば、とても基本的なことです。
そして、「何を楽しいと思ってくれるか」は本当に「その子の性格や能力」によるのかもしれませんね。
我が家の場合、都立中高一貫校を視野に入れながら、受験対象を増やす意図で私立用の勉強に着手しました。
結果として、チリ太郎は算数の難問にも興味を持って取り組んでくれていますし、理科や社会の知識もメキメキと向上しました。(国語は…)
一方、適正検査の問題は閃きを必要とせず、データの読み取りや作業に終始するものが多いです。おそらく、私立用の勉強から入って、それをある程度楽しいと感じて続けてきた子にしてみれば、
「あんまりおもしろくないな」
と思う子が多いかもしれませんね。
いずれにしても、10/30の早稲アカ「公立中高一貫校模試」を判断材料に選んだわけですので、実施してみた結果を見てみるしかありません。
自宅受験なので、おそらく11/3頃に取組むことになると思いますが、模試の出来とともに、チリ太郎が楽しんで取組めるかにも注目してみたいと思います。