スポンサーリンク

文化祭を見る観点

ランキング応援をお願います

前回、文化祭のことを記事にしました。

チリ太郎の学校に限らず、これから文化祭シーズンに入りますので、小学4~6年生で中受を視野に入れておられるご家庭、中受予定のご家庭は志望候補の学校の文化祭を見て回られると思います。
中受を終えてしまうと親の方もモードがすっかり切り替わってしまうのですが、後から考えてみると、「文化祭はこういう観点を押さえておくとよいかな」と思い出されることがありますので、そんなことを記事にしてみたいと思います。
(と言っても、ありきたりな内容ばかりですが)

1.親も子も直感を大事にする
基本的に、子供はイベントに感性100%で臨んでいると思います。
そうすると、親の方はある程度の客観性や合理性を持って臨む方がよいのですが、それは志望校選びの総合的な面です。
中学に入学してみると、「入ってみて初めて知ること、理解できること」が山ほどあり、入学前にそうしたことを知り尽くすことはかなり難しいと実感します。その点で、保護者の方も一巡して、「やっぱり直感が大事」という結論に行きつきます。
(人間の直感は、様々な情報を瞬時に察知して大まかな結論を出す能力だと思っています。)

さらに言えば、何かを感じ取ろうと「アンテナを立てて臨む」というより、自然体で臨むのがよいかなと思います。
自然体で臨んでみて、総合的に「アリ」と判断できれば「良し」ぐらいのスタンスです。
もし、何か気になる点があるようでしたら、その点だけ「何にひっかかっているのか」を深く考えたらよいと思います。

2.生徒を見る
私はその学校の校風を知る上では、その学校の生徒と触れ合ってみるのが一番であると思っています。
細かくヒアリングなどする必要はなく、生徒さんが集っている場を眺めてみて、大人から見た感覚でどう感じるかです。
私がチリ太郎の学校を訪れた時の生徒さんの印象は、「穏やか」「丁寧」でした。
他の学校ですが、「元気」「少しはっちゃけてる」(悪い意味ではありません)という印象を受けた学校もありましたので、生徒さんの雰囲気には意外と学校ごとの違いを感じるものかなと思っています。
大人としての自分の感性、人を見る目を信じるべきかなと思います。

3.「スゴイ」に囚われない
私は受験時にブログを書いていましたので、文化祭に臨む際の深層心理に、「〇〇学校の文化祭はこんな展示があって『スゴかった』と書きたい」という気持ちがあったと思います。
しかし、文化祭の趣旨を考えると、大人が感心するような展示・出し物が多数だった=「レベルの高い学校・よい教育をしている学校」ということにはならないかと思います。
ここは個人の意見が強く出ているかもしれませんが、展示・出し物の優劣よりも、生徒さんの様子を見ておく方が有益かなと感じております。

4.個の力と集団の力を見分ける
3.と似た部分ですが、展示・出し物を見て回る中で、文化祭内での参加者投票みたいなものがあって、どうしても頭の中で評価をしてしまうシーンがあると思います。
これは今になってみて思うことなのですが、中高生の年代の子供は「個の力」としては大人が感心するレベルの子がたくさんいます。それこそ、ゴロゴロいると思います。
(私が凡庸なだけかもしれませんが)
ですので、1人の子が時間をかけて製作したものには目を惹くものが多いです。
それと反対に、大勢の生徒で協力して仕上げたようなものは、出来栄えの点では今一つということが結構あります。(大人でも同じでしょうかね)
1人の生徒が時間をかけて仕上げた素晴らしい作品があったとして、それを持って学校のすばらしさと評価するのは少々危険かなと思います。
もちろん、素晴らしい能力を持った生徒が多数在籍しているという意味では間違っていないのですが、「皆で協力して完成させた」ものをその課程も含めて評価する方が学校の全体像に近いような気がします。

というようにいくつか観点を述べましたが、3や4に少しのオリジナリティを出してみました。

あくまで私の考えですが、何かの参考にしていただければ幸いです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする