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早稲アカ2021年入試報告動画を視聴

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早稲アカの2021年入試報告会動画を視聴しました。

差し障りの無い範囲で感想を述べれば、今年の中学受験全般の傾向については、全体説明の中でそこまで突っ込んだ分析がされていませんでした。

この点は、御三家やその他の難関、大学附属系など、視聴者の知りたい情報は多岐に渡るので、全てに応えることはできなくて当然だと思います。

むしろ、こうした報告会動画より、上位校の傾向を知りたいのであれば、3/20・21に実施されるNN説明会で志望校ごとの説明を聞く方がよいのだろうと思います。

報告会の中で少し感心したのは、早稲アカ自身の成長の過程に触れていた部分ですね。
「初期の頃はこんな塾だったものが」
「この頃にはこういう方針に変わってきて」
「現在の実績に至る」

というような説明があったのです。

そういう塾の「歴史」は、その塾の雰囲気や経営方針を知る上で大変重要です。
講師はある程度の期間在籍しているわけなので、まさしく、そうした塾の歴史の中で今も指導を続けているわけです。指導のスタイルにも大いに影響しますよね。

また、理科や社会については、今年度の傾向分析と併せ、来年度(2022年受験)の予想についても触れていました。
できたらチリ太郎にも見てもらいたいのですが、しかし、今の時期にそれを知って心に響くかどうか…。
それを「有用な情報だ」と認識できるのは、おそらく秋以降になると思いますので、今は親の勉強程度にとどめておきたいと思います。

早稲アカの受験実績を語る上でサピックスとの比較は欠かせません。

サピックスの報告会動画は3月中旬配信予定ですが、2021年度の実績を大まかに言えば、サピックスは学校別で増減はあったものの、業界トップを維持して横ばい(又は超微減)という実績。
対する早稲アカは、大きく実績を伸ばしました。しかし、まだまだサピックスの半分程度の実績です。(内部生の数は大きく違わないはずです)

私は今後、季節講習(夏期講習)や志望校別対策講座、公開模試などで両塾を天秤にかけることになると思います。

その上で、やはり実績に明確な差があることは、気にならないと言えば嘘になります。
ただ、この時期から両塾の力を借りる立場からずれば、実績以上に実施内容を重視しなければなりません。
これらの塾の実績は、あくまでそれぞれの内部生が主となって積み上げた実績ですから、小学校低学年のお子さんが「信じて飛び込む」場合にはある程度大事だと思いますが、直前期のみお世話になる人は「むしろ実績というバイアスを極力排除して」判断するくらいがちょうどよいと思っています。

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