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動くべきか、動かざるべきか、それとも

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新型コロナの国内感染者数が再び増加しています。

最大規模であった直近第5波との比較では、まだ大慌てする規模ではないとはいえ、ワクチン接種者が70%を超えた後の感染拡大だけに、過去の実績を引き合いに出して考えるのも少々違うかなと思います。

実際、私の職場周りでは自主的なPCR検査を実施する人が結構いるのですが、連日過去最高の感染者数を記録していた第5波のさなか、自分の身の周りにはあまり感染者は出ていませんでした。
ですので当時は、

「どこにそんな感染者がいるのかねぇ。」

などと職場で話し合っていたものです。

それが、今回の感染増加では、初期からチラホラと感染者の話が出始めています。
そして、その内容においても、

取引先の社員
社内のパートスタッフ
スタッフのお子さん

など、職種や年齢もかなり広がりがあるように感じています。

私は、数字以上にそうした肌で感じる状況に少し警戒感を強めています。

もちろん、この状況下でも2月の東京・神奈川入試の開催自体に影響があるとは思っていません。
しかし、参加する側のリスクは日に日に高まっていますので、そのことを無視するわけにはいきません。
自分の身の回りでも、お子さんの感染が増えていることが特に気になるのですよ。

そうしたことを考えると、埼玉受験で早めの合格がいただけたことは、

「何よりのリスクヘッジ」

なのではないかと思います。

2月本命校への思いを簡単に諦めるつもりはありませんが、有事の場合に(公立以外で)行くところがあるというのは心強いです。
普段は「併願戦略」の説明として語られる「まず1勝を確保」が、コロナ対応のためのリスクヘッジにもなるという話です。

そうした考えに基づけば、渋幕などもむしろ「受けておくべき」という考え方があってもおかしくありませんよね。
我が家のリスクヘッジとしては、栄東が十分満足できて通学圏の学校であるだけに、偏差値的に欲張って渋幕もとはならないと思いますが、少しでも上を求めたいご家庭のリスクヘッジとして、

「感染を警戒して受験を見合わせる」のではなく、「良いと思える学校を少しでも早く受けておく」という考え方は理にかなっていると思います。

まあ、未来を予測することはできませんから、

動くべきか、動かざるべきか…、それとも敢えて考えないか…。

いずれにしても賭けですよね。

我が家の場合、こんな前振りをしておいて何ですが、「極力、事前に立てたスケジュールを動かさない」予定です。

・学校にはフル通学する
・個別指導塾は通塾
・NN土曜特訓はzoomで受講
・NN日曜授業(残りはそっくりテストのみ)は対面

以上の計画は後期中盤に考えたものですが、感染が再拡大してもこのラインは守ろうと思って計画したものです。
制限措置などで不可能にならない限り、このままいこうと考えています。
一応、今の感染拡大は、私の中では想定の範囲内なんですよね。

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