7/21から夏休みが始まっており、チリ太郎も1学期の「あゆみ」を持ち帰っています。
「(『C』が増えてるじゃん!)」
と内心思いましたが、本心から、そこを指摘する気になりませんでした。
むしろ、「ついに算数がオールAになったね。頑張ったね。」と自然に第一声をかけることができました。
多分、私の中であゆみの成績に対する拘りが薄らいでいるのだと思いますが、それは、「都立中高一貫校は適正検査で突破出来たらいいや」という考えに由来しているのだと思います。
私は、あゆみの成績から学校での生活態度などを知って、家庭での指導に生かすということは重要だと思っています。
ただ、「あゆみ」の成績が悪かったから、何かを改善せねばと考えるのは、違うと思っています。
似ているのですが、私の中では明確に違います。
都立中高一貫校の受検を考えるなら、あゆみの成績=調査書の点数は良いに越したことはありません。
ですので、親の目から見て「まだ改善の余地がある」と思ってしまうと、勢い、何かを変えるように促したくなります。
でも、百歩譲って、変化を促すなら、「あゆみのため」でなく、「当人(子供)の生活がよりよくなるために」って名目でしたいですね。
単なる自分の中の拘りに過ぎないのですが、最近は「小学生の段階から内申点を意識して学校生活を送るなんて最悪だ」という気持ちがより一層強まっています。
「C」があったのは家庭科と英語。
英語のCは少し気になりましたので、チリ太郎に聞いてみました。
青:「チリ太郎、英語は苦手?」
チ:「そんなことないよ。特に苦手ってことはない。」
青:「そう。それならあゆみの成績は気にしなくていいね。」
チ:「そうなの?」
青:「一般的に中学に行ったら数学と英語は要注意って言われるんだけど、それは、これらの教科が一度躓くと挽回が難しい教科だからなんだよ。でも、小学生のうちは成績がどうこうよりも、『なんか嫌だな』『苦手かも』という気持ちがあるかないかが重要だよね。楽しく勉強できてるならおとさんの中では『A』評価だよ。」(実際にはBが2つとCが1つの評価です。)
我が家の場合は一人っ子ですから、子どもの教育費で多少の無理がききます。
都立中高一貫校は魅力的ですが、1回しかないチャンスに血眼になるのは精神衛生上よくありません。
都立がダメでも同等の私立へ。
それに向けて着実に勉強を頑張る。
親自身がおおらかな気持ちで子供を見つめられるよう、子どもを導きつつ、自分自身も導いていきたいなと思います。