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成長曲線を読む

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9月の身体測定の結果、チリ太郎は身長が145cmになったそうです。
小学校に入ってから、背の順での並びはずっと前の方だったのですが、学年が上がるごとに少しずつ後ろの方に下がり、今は真ん中よりも後の方だとのことです。スクスクと成長しています。

また、担任の先生のお話によると、授業において以前はできなかったこと、例えば、授業の内容をノートにまとめるとか、文章を書く系の課題などがこなせるようになり、学習面でも成長が見られるとのことです。これも嬉しいことですね。

私はもともとチリ太郎は晩成タイプだと思っていました。
まあ、晩成というのは期待を込めた表現ですが、要するに、同学年の子供と比べると精神的な幼さが目立つ子だったのです。
物事の理解とか記憶力は悪くなかったため、近いうちに伸びてくるのではないかと思い、中学受験に対しても前向きに考えていました。
有利不利で言えば、精神的に大人びた子が明らかに有利ですが、チリ太郎に関しては、「6年生の受験(受検)日までにある程度の状態になっていれば」との期待込で取り組んできました。

こうして、子供が心身ともに成長する様子を見ると、自分の見立てが間違っていなかったと安心できます。

まあ、子供が成長し、できなかったことができるようになるというのは当たり前で、年齢とともに退行する子供はいません。
ただ、子供がどういう成長曲線を描くか。その想定に対して、どういう教育方法をとっていくかという点で、中学受験へのアプローチはかなり違ったものになると思います。

例えば、チリ太郎が4年生4月あたりから集団指導塾に通っていたらどうだったかと想像します。

もしかしたら、意外とフィットして、塾のペースで成長していけた可能性もあります。
ただ、私はそういうイメージよりも、時間や身の回りの管理、授業に臨む姿勢、他の生徒への悪影響等、課題となることの方が大きく感じられました。
そうした課題は、5年生になっても解消されなかったので、Z会を活用し、なるべく家庭で面倒を見る方向で学習を進めました。
勉強量も、無理なくやり切れる量しか課しませんでした。

本人の希望もあって5年生9月から通塾することにしましたが、塾は小規模の個別指導塾を選びました。
指導内容は大手の集団指導塾の方が優れていると思いますが、それ以上に、学習に取り組む姿勢をしっかりと指導していただきたかったというのが大きな理由です。

今のところ、他の受験生と比べれば、勉強量が全然足りていないと思いますが、私的には順調にきていると思います。
チリ太郎の成長曲線が私の想定どおりであれば、6年生になった段階では、ライバルに追い付き追い越せる体勢になっていると思います。

ただし、この想定では、受験日1年前や半年前という段階で、ライバルよりも抜きん出る努力が必要とされます。
5年生の冬から6年生の春にかけては、そうした努力の原動力となるような強い気持ちを固める期間にして欲しいと思っています。

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