全国統一小学生テストが6月6日に予定されています。(web申し込み締切は6/3です。)
全統小テストは国内最大規模の無料模試で、テレビCMなどもしていますので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。
テレビCMなどは毎年変わっているようなので、「無料模試なのにお金がかかってるなぁ」といつも感心してしまいます。
思い起こしますと、チリ太郎は4年生の6月にこのテストを受け、5年生の11月まで都合4回受験しております。
さすがに、受験年となる6年生には全統小テストを受ける意義は薄れますが、チリ太郎は全統小テストが大好きなので、受けてよいと言ったら今年も受験したいと言いそうです。(止めますけどね。)
こういうお話をするのはチリ太郎が無事受験を終えて、振り返りをするタイミングの方が相応しいかと思いますが、本日の記事は主に現3年生や4年生のお子様を持つ親御さんに読んでいただきたい記事になります。
受験対策の早期化傾向に拍車がかかる昨今、サピックスなどの難関向け塾の定員の関係から、中学受験対策の大きなタイミングは新小学1年次になっています。
ただ、私はそうした受験対策の早期化には懸念を持っていますので、もし、人にアドバイスをする機会があるとすれば、チリ太郎が辿ってきた過程でも「それなりに間に合う」ということを強く主張したいです。
その中で、四谷大塚の全国統一中学生テストは、
・通塾前の子供の学力を客観的に知る
・子供が勉強に対する気づきやモチベーションを得る
・子供に全国や都道府県の中での自分の学力評価を意識させる
・子供に「中学受験」というものがあることをそれとなく意識させる
という面で、とても役に立つイベントだと思っています。
チリ太郎の場合は、4年生6月のタイミングで、織り込みチラシなどを見て勧めてみたところ、
「受けてみる」
と返事をしたことにより、中学受験に向けた扉が開かれた感じがします。
まあ、私のように「子供の判断待ち」というような回りくどいことはせず、「親の判断で塾に入れてしまう」というのも手っ取り早いのですが、そこは子供の性格やら、ご家庭の仕事や経済事情やら、それこそ「人それぞれ」だと思います。
ただ、受験が終わらないうちにこんなことを言うのもなんですが、私は「(学校の勉強が問題なくこなせている子ならば)入塾の早い遅いは学力の最終到達点に大きく影響しない」と思っていますので、我が子にとって、「最適な時期に」、「先に挙げた4つの効果を得る」観点から、この全国統一小学生テストを大いに活用すべきだと思います。
お子さんの成長によって早い遅いのタイミングはあると思いますが、私は小学3年生~小学5年生くらいまでの間で子供が興味を持ってくれたら全統小テストを受け、結果をうまくフィードバックして、その子の近い将来の方向性を一緒に考える材料にしたらよいと思います。