緊急事態宣言が出されるみたいですね。
でも、正直に言えば、仕事への影響は結構あると思いますが、個人の生活で影響を受けることは少ないだろうと思っています。
ですので、昨年4月のときと比較すると、冷静、いや、もっと言えば、少し冷ややかな気持ちでニュースを見ています。
受験に対する影響ですが、1月や2月に控える受験(中学だけでなく)については、最大限配慮されるでしょうから、緊急事態宣言そのものの影響はほぼないだろうと予想します。
学習環境については、塾の営業がどうかというのは大きな問題ですが、ここも休業要請などの対象には入ってこないのではないでしょうか。
もし何かあってもオンライン授業がありますので、最低限のサポートは可能だと思います。
そうした事情を考えると、現6年生(受検生)は動じずにこの1ヶ月を予定どおり過ごすという想定でよいかと思います。
チリ太郎もそうですが、現5年生や4年生は若干の軌道修正を考えてもよいかと思います。
新型コロナウィルスの治療薬が完成する見込がはっきりしていない点、2月頃から想定されるワクチン接種でどれほどの効果が得られるかがはっきりしない点などを考慮すると、来年度以降の受験でコロナ問題が解消・改善されていると考えるのは楽観的すぎます。
不幸中の幸いと言ってよいのかわかりませんが、青ティ家ではまだ新年度の学習体制がはっきりしていません。
どの塾に通うのか、通信はどうか、教材は何を使用するのか等々、いくつかの組み合わせプランはあるのですが、確定はしていません。
こうして先が見通しにくい状況だけに、むしろ遅れていること、ガッチリ固まっていないことの良さを生かしたいですね。
具体的に、今後の体制を考えていく上で、以下のことに注意したいなと思っています。
1.家庭学習の質と量を高める
2.有事の場合でも受験勉強を継続できる準備
3.受験関連行事も「ここ」というタイミングを逃さない
1.について、
平時であれば塾主導で対策を進めるのが最も効果が高いと思います。
ただ、完全に塾に頼り切ってしまうと、塾の機能が停止・停滞した場合に、受験勉強自体が停滞してしまいます。
ですので、子供の学習の進捗をしっかりと親が管理し、「家庭学習の補助に塾や通信教育がある」くらいの意識で受験勉強を進めたいと思います。
2.について、
塾、オンライン塾、通信教育などを組み合わせ、有事の場合でも受験勉強が継続できるよう、対策をとっておきたいです。
ダブルスタンバイとはいかないまでも、すぐに次の手が打てるよう、受験関連の情報に気を配っておきたいですね。
ただ、この点については、結果的にあっちに行ったりこっちに行ったりしないよう注意が必要です。その点では、勉強方法や使用教材を切り替える際の判断が大変重要になると思っています。
3.について、
学校説明会、学校見学会、相談会などなど、中学受験に付随するイベントは、「参加できるときに参加する」という、少し前のめりくらいの気持ちで臨もうと思います。
今年もそうだったのですが、こうした行事が「いつ開催されて、いつ開催できなくなるか」予測し辛くなります。ですので、情報収集を怠らず、自らのスケジュール調整をスムーズにできるようにし、かつ、「申込のチャンスを逃さない」ようにする必要があります。
以上が、青ティが思うwithコロナの受験対策ですが、こうした予想をはるかに上回ることだってあります。
場合によっては、これまでの常識にとらわれない発想が必要になるかもしれませんね。