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悩ましい科目選択

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先週、チリ太郎の学校で保護者説明会がありました。
たまたま仕事の無い日でもありましたので、妻と一緒に出席しました。

今回の説明会でメインとなるのは、高2以降にある理社の科目選択についてです。(数学についても一部選択がありますが)
これは先輩保護者さんからも聞いている事項なので、概ねわかっていることではあります。ただ、生徒達にも同じ説明をしているとのことなので、どのような説明を受けているかは知っておいた方がよいと思いました。

先程、「概ねわかっている」と述べましたが、それはそういう科目の選択というイベントがあることについて「知っている」という程度のものです。実際に説明を聞いてみると様々な要素が絡み合っていてなかなか難しいものです。
例えば、チリ太郎の学校では高2の理科は化学が必修になっていて、これに物理か生物を選択して追加する形。
そして、高3の文理選択で理系を選択する場合は、化学と物理、化学と生物という組み合わせでの選択しか認められておらず、高2時の選択からの変更も不可となっています。
文系の場合、高2時に選択した物理or生物を高3時に地学に変更することができる。(多分、そんな感じ)

このように、現実には高3時の文理選択を見越して判断する必要があるため、文理選択の見通しが立っていないと判断が難しい面があると思います。

社会も同様で、こちらは科目が多い分、理科の選択より難しい。
総合とか探求とか、公共、倫理、政治・経済…
本当に、なんでこんなに難しいのか。いや、難しいというか、共通テスト受験を考えただけでも、組み合わせが多すぎるというのですかね。

そんなわけで、理社の科目選択は
・高3時の文理選択
・共通テストでの理社の科目選択
・国公立の2次や私学での(志望する大学の)受験科目

そんなところの見通しが判断に影響します。
高3や大学受験など、結構先のことを想定する必要があるので、正直、生徒が1人で考えることができるものなのか…。

ただ、この点についても、全体の説明の中で先生方にも釘を刺されました。「生徒達はもう高1ですから、自分の進路に関わることは自分で決める必要がある」と。
そこに、親がしゃしゃり出て色々口出しするのはよくありません。
説明を受けると思わずそのことについて子供と議論したくなるのですが、相談されたのならいざしらず、親の方から「どうするのか」みたいに迫るのはいけません。

我が家では、この説明会より前に理社の選択についてチリ太郎と話したことがありました。

理科についてはチリ太郎の中で迷う要素は無いようなので、そこはよしとします。
問題は社会の選択で、これについてはチリ太郎も決めあぐねているようです。

チリ太郎はおそらく理系を志望すると思うので、そうなれば社会は1科目でよいはずです。
しかし、なかなか決め手が無いようで、世界史、日本史、地理、公共・政経の4つの中で、何かを消去するのも難しい状況です。(どれが得意とか、どれに興味があるというのも無いようです。残念ながら)

理系の社会選択と言えば、やはり地理や公共・政経あたりが学習の負担が少ないという点で推奨されることが多い印象があります。
一方で、得点の安定度や高得点を狙えるという面で日本史を選択するケースもあるようです。
あまり聞かないのが世界史選択ですが、これもネットで調べると「全く無し」というわけではないようです。メリットとしては日本史と似た理由で語られることが多いようですね。

チリ太郎の学校では高2の社会で世界史が必修になっていて、もう1科目を選択する必要があるのですが、その1科目は大学受験(共通テスト)で選択する可能性がある科目を選ばなければなりません。
選択で迷わずとも、独学で仕上げるという方法だってありますが…、ちょっと効率が悪いですよね。まして、学校の授業で知識を吸収しているチリ太郎には、独学スタイルはちょっと合わない気がします。

この問題、10月末頃には意向調査などがあり、11月以降の個別面談など経て決着するようです。
チリ太郎の選択を尊重することに変わりはありませんが、なかなか心配です。

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