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実力テストで踏みとどまる

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暫く中学受験関連の記事を書いていましたが、東京神奈川の受験もそろそろ終わりですね。多くの学校で2月11日あたりに合格者招集日が設定されているので、これに連動して繰り上げ合格などが発生します。それらを含めた合格情報が確定し、各塾などからの合格実績などが確定するのが2月13~15日頃であったと思います。
また、明日は都立中高一貫校の合格発表ですね。
都立の場合は得点開示などの手続きもありますし、繰り上がりの確定も期限があるものかよくわかりませんので、受検者が心を整理できるのはもう少し先になるでしょうか。

本日はチリ太郎の中高生活のお話。

1月末の話ですが、チリ太郎が冬休み明けに受けた校内実力テストの結果を持ち帰りました。

チ:「ああ、そういえば実力テストの結果が返ってきました。」

青:「へー、自分から切り出すあたり、悪い成績ではなかったのかな?」

チ:「今回の成績は教科ごと、総合得点ごとに順位がついて、上位50人の名前が掲載されてます。」

青:「えーっ、すごい! 東京の学校では順位すらつかないものと思っていたけど、実力テストだけは別なんだね。しかも、上位の名前が載るなんてね。」

というわけで、チリ太郎から成績表など一式を受け取りました。

順位や名前が掲載されるという件は想定外で驚いたのですが、各教科の講評もやたらと長くて熱い内容でした。
冬休み明けといえば入試の準備などもあるでしょうに、そうしたスケジュールを縫って各先生がテストの講評を執筆してくれたわけです。本当に頭が下がります。
(ただし、私は各教科の問題にまで目を通していないため、講評の内容の大部分はほとんど頭に入りませんでした。)

チリ太郎の成績ですが、期末テストでは3教科ほど赤点近い点数を取ってボロボロであったところ、今回の実力テストでは苦手教科でも中位(平均点)ぐらいに踏みとどまり、総合ではまあまあ良い点数を取っていました。
(だから自分から切り出したのでしょう)

青:「数学や理科の成績はさすがだけど、苦手な国語や社会(地歴・公民)でよく踏みとどまったね。ただ、頑張って苦手を克服したという感じじゃないから、おとさんは敢えて『もっとできるはず』と言いたいね。」

チ:「うん。」

まあ、大喜びしたり自慢したりするような成績ではありませんが、やっぱりこうして順位が出たりするというのは、結果がはっきりわかってよいです。
本人も励みになるでしょう。
(できればこういうところで名前が掲載され、周囲から一目置かれたり、それをきっかけに友達から話しかけられたりしてほしいのですが、そこは成績も人間関係もさらなる努力が必要でしょう。)

ただ、これが定期考査のたびに行われると、ちょっと息苦しいかもしれません。
ですから、実力テストだけこのようなフィードバックの仕方になっているというのは、学校側の配慮と工夫なのかなと思っています。

チリ太郎の成績を見ていると、(テスト結果からみる)一番得意な教科は理科1分野(物理・科学)です。その次に数学が来るのですが、数学はおそらく得意にしている他の生徒も多いでしょうから、ちょっと得意なぐらいでは抜きんでることなんてできません。(相当なレベルでないと難しいと思います)

ただ、チリ太郎がこれらの教科の勉強に時間を割いているかというと、まったくそんなことはありません。
数学は課題が出るので、(期限内にやり切ったことは1度もありませんが)それなりに勉強時間をとっていることにはなるものの、理科はレポートに取り組んでいるところしか見たことがなく、テスト用の勉強もしていません。
一番時間を割いているのは英語ですが、これは時間をかけても成績は中位というところです。
(英語は数学以上に先取りしている子が多いと想像できますが、まずは嫌いにならないことが重要かなと思っています)

実力テストの結果を見て思ったのは、たぶんチリ太郎は、日々の授業だけはしっかり聞いているのだろうなということです。
この点は小学校時代からそうでした。
決して優等生然とした授業態度ではなく、むしろ真逆なぐらいですが、先生が説明していることはしっかり聞いて授業時間内にある程度理解するということができているのだと思います。

中学生のうちはこれが一番大事かなと思います。
私立上位の学校に入る子なら、授業でしっかりと理解できる基本スペックはあるはずですが、不思議とそれをしなくなる子がいます。思春期の難しさというのでしょうかね。
そして、よくよく考えるとこれは親が最もコントロールできない部分です。

家庭学習は家の中でのことですので、親が怒ったり褒めたり、必要に応じて塾に通わせたりということである程度コントロールできるのですが、学校の授業はどうしようもありません。

まあ、私自身が実際に見たわけではないので、あくまで成績から見た想像ではあるのですけどね。
ただ、そういう部分って親に見えないだけに、親が褒めるきっかけもないのです。
ですから、私はそういう部分は自分の想像をもって褒めることにしています。

青:「おとさんの想像では、チリ太郎はきっと授業中に先生の話をよく聞いているんだと思う。それは一番大事にしてほしいことだし、できているならとても立派なことだね。あとは、高校生に向けて家庭学習が充実できれば、鬼に金棒なんだけどね。」

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コメント

  1. Nori より:

    はじめまして。40年位前にチリくんの学校卒業したおっさんです。ブログ名変わる前に見たので、学校分かりました。そう、実力テスト50位が発表されてました。懐かしい〜
    自分の時は各教科の他に(英語の)「語彙テスト」が同じ日程でありました。中1から高3まで同じ問題100語。当然中1は20点台が普通で、高3になると6,70点台に成長します。
    語彙テスト、まだあるのかなぁ?
    チリくんによろしく。

    • 青ティ より:

      Nori様
      ご返信が遅くなり申し訳ありません。
      OBの方(凡庸な私のOB様ではありませんが)に見ていただけるなんて、大変光栄です!
      しかもコメントまでいただけるなんて。
      実力テストの語彙テストは、昔はそんな方式だったのですね。(なかなかハードな内容でビックリ)
      今はテスト結果にも組み込まれていて、平均点から見ますと学年で習った範囲から出題されているようです。

      今後とも当ブログをよろしくお願いします。