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リアルな選挙

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先週の日曜日は参議院選挙でしたね。
我が家は妻の方針もあり、選挙は必ず投票に行くことにしています。

投票日までの2週間は私の仕事が少し忙しくて、候補者のチェックとか全然できていませんでした。前日に慌てて選挙公報などを眺めていたところ、チリ太郎が少し興味を示し、

チ:「それ、どんなことが書いてあるの?」

と聞いてきたので、見せてあげました。

なんでも、チリ太郎の学校で模擬選挙などを行ったようで、もしかしたらチリ太郎的に現実の選挙への興味が高まっていたのかもしれませんね。

まあ、東京は候補者も多いですし、選挙公報の決められた枠の中で公約や争点に対する方針を掲載する候補、実績や経歴の紹介にスペースを割く候補、掲載方法も手書きや巨大なQRコードなど、アピール方法も様々です。リアルな選挙も型にはまった感じはありませんし、なかなか面白いものです。(教材としても最適)
どうせだから投票にもついてくるかと誘ってみましたが、

チ:「まあ、学校で模擬選挙とかもやって大体わかってるから」

とのことでした。

いや、そこは模擬じゃない実物こそ見に来るところでしょ…。

ただ、実際には見に来たところで、場所は近所の小学校ですし、模擬選挙と違うところといえば投票用紙が機械から発券されるところぐらいですかね。

チリ太郎は夜8時の選挙速報も興味を持って眺めていました。
選挙を伝えるメディアの仕組みまでは模擬選挙でやらないでしょうから、出口調査などと当確の関係などを簡単に補足して、あとは時々説明を入れながら一緒に眺めていました。

チリ太郎、学校の授業などでしっかりと学んだのか選挙とか政治の仕組みはなかなか詳しかったです。
ただ、どの党がどういう思想を持って、どんな政策を進めようとしているのかとか、その党の前身がどうで、過去にどんなことがあったとか、そういうことは長く生きていないとなかなかわかりません。
せっかく選挙をきっかけに政治にも目を向け始めたので、これからそういうことに注目しながら人生を歩んで行ってくれたらと思いました。

それにしても、どの学校でもやっていることかもしれませんが、チリ太郎の学校はなかなか良いタイミングで模擬選挙などのイベントを組んでくれましたね。チリ太郎に限っては、ちゃんと教育活動の効果が出ていますと伝えたいものです。

最後に、今回の選挙を簡単に振り返ります。

今回の選挙はやる前から与党の惨敗が予測されていたところですが、やっぱり驚いたのは参政党の勢いですね。また、国民民主などもゴタゴタ続きで一時の勢いが失われたかと思いきや、しっかりと議席数を伸ばしてきました。
これらの政党は規模が小さいうちは党首などの主要人物にスポットが当たり、イメージがつかみやすく支持も得やすい。一方で、本当に政権を取るつもりならば、これから規模を拡大しなければなりません。
規模を拡大しようとすると、まずは議員をサポートする体制をかなり強化しなければなりません(優秀な人材を議員以外にも大勢確保しなければいけない)し、議員数が増えたらそれらの人物を統制することが大変になります。
そう思うと、自民党のような規模で分裂や内部崩壊せずに1つの党に収まっているというのは、なかなか大変なことだと思う訳です(まあ、与党という1点でまとまっている面も大きいと思いますが)。そういうところまで組織を作り上げて初めて政権与党になれるのだと考えると、かなりの時間を要しそうですよね。

そうして時間を要している間に、
国民の熱が冷めてしまったり
組織内でいざこざがあって仲間割れしたり
思わぬことでボロが出て信用を失ったり

そういったリスクとも戦っていかなければなりませんからね。

まあしかし、今回の選挙で良かったなと思うのは、
候補者もそうですが、投票とか政党を支援する政治活動の中に、若者の考えが少しずつ見えてきているところですかね。

チリ太郎もそうですが、若者は政治に興味を持つべきです。
これは説教臭い意味じゃないです。
若い人の能力、考え方に本気で期待しているのです。

チームみらいなどもそうなのですが、規模は小さくても若くて優秀な人材が政治に参画してくれるのはとてもありがたい。
歴史が作り上げた与党の牙城を崩すのは簡単ではないのですが、それってこれまでの人が作り上げてきた政治の世界での常識から考えればという話です。
若者は若者のやり方で、新しく柔軟で、思わぬようなやり方でチャレンジして欲しい。

おじさんたちをアッと言わせて欲しい。
他力本願なおじさんの感想でした。

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