少し前、チリ太郎が9月に行われた校内実力テストの成績を持ち帰りました。
チリ太郎の学校では、中3から年に2回、9月と1月に実力テストが行われます。
いずれも季節休業(夏休みと冬休み)を明けてすぐに実施されますので、お休み中にダラダラと過ごした人と勉強を頑張った人、はっきりとした差が表れるところに狙いがあるのかもしれませんね。
そんなチリ太郎の成績ですが…、
可もなく不可もなく
あまり変動なく
中の上、上の下ぐらいの成績でした。
高校に進級してから、チリ太郎は少しだけ自主的に勉強をするようになりました。
ですので、親としてはちょっぴり期待していたところがあったのです。
ただ、それは単なる親の高望みに過ぎませんので、そうした様子は見せずにしっかりと褒めました。
青:「チリ太郎、今回も頑張ったね。良い成績じゃない?」
チ:「うん、まあ」
青:「自分的にはどういう評価なの?」
チ:「どうかなぁ…。もうちょっとよい点が取れそうなところもあったけど」
青:「数学とか、やらかしたって言ってたね。それでも悪くはない結果だけど」
チ:「大問1つ分。もうちょっと取れたかな」
テストの結果に一喜一憂するのもどうかと思いますが、それでも、チリ太郎はこれまで試験結果には淡泊なところがありましたので、結果を気にして「もうすこしやれる余地があったかなぁ」と思っているのであれば、それは良い傾向かなと思います。
実力テストは各教科と3教科(国数英)、5教科(国数英社理)で順位がつき、50番までは氏名が載ります。
チリ太郎の成績の傾向としては、
・安定して良いのは理科(物理、化学のみで生物は悪い)
・意外と国語が良い
・英語も比較的安定して良い
・社会はどの分野も厳しい
・数学は悪くはないが、上位の壁は厚い印象
・総合順位的には3教科順位より5教科順位の方が良い
(理科が社会のマイナス分を吸収して少し上に引き上げる)
高校生になったので、親の方が少々入れ込み気味であり、少しセーブしなければいけないと思っています。あまり成績、成績と言わないようにね。
しかし、チリ太郎本人はどうか?
例えば、先日、直近の卒業生の合格体験記の記事を書きました。
合格体験記には、自身の実力テストや外部模試の成績(主に学内順位)を掲載してくれている生徒さんもいらっしゃいました。
一例に過ぎませんが、「これぐらいの順位を取れたら、このあたりの大学が狙えるかも」という目安にはなりますね。その点であの合格体験記はすごく重要な役割を果たしてくれるわけです。
チリ太郎も試験の出来だけでなく、その先に繋がる何かを感じてくれたら。
逆に、そういうことを徐々に感じてもらえるような、学校の仕掛けなのですね。そうした意図に、素直に乗ってくれたらありがたいです。
改めてその合格体験記を読みますと、
「定期テストや実力テストは重要」
「普段の勉強は授業と復習、定期試験の勉強をしっかりやるというので間違っていない」
的なことをおしゃっている先輩方もいらっしゃいます。
こと大学受験に関しては、世間では塾を活用した先取りというのが必勝法と認識されています。
ただ、本人が自発的にそうする分には良いのですが、意思に反して方法論に嵌め込むというのは逆効果の恐れもあります。
我が家の場合、鉄緑は1年で見切りをつけ、以降は学校の授業を中心にした進度で進めてきました。
その学習の見極めとして、定期テストの真剣度はイマイチですが、実力テストについては中1から気にして見てきました。
結果、学校と塾、両方を見るよりもこちらの方がはっきりしていて目配りがしやすいと感じています。
この方向性が大きくは間違っていないと信じて、今しばらくは学校の授業、学校の成績に集中させたいと思っています。