興味は興味として

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最近のチリ太郎ですが、ある本に熱中しています。それがこのシリーズ。

「文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!」シリーズ。
黄色い方が中学生版で、ピンクの方が高校生版です。

もともとは、妻が自分用にと中学生版を買ったものですが、これにチリ太郎が食いつき、自分の本にしてしまいました。
そして先日、私と妻がマンガを借りに蔦屋へ行った際、チリ太郎が目ざとく高校生版を見つけ、チリ太郎にしては珍しく欲しそうな様子でしたので、買ってあげたものです。

チリ太郎は物語系の本はほとんど読みませんが、読書嫌いかというと違っていて、こうした「算数・数学系の本」はよく読みます。勉強する時間でなく、ゲームをする時間でもない時間は、たいてい本を読んでいるか、工作みたいなことをしています。

しかし、この本については、いくら分かりやすく書いてあるとはいえ、難し過ぎるだろうと思っていたところ、

青「どう、チリ太郎。難しいでしょ。」

チ「うん、めっちゃ難しい。」

青「その割に熱心に読んでるね。」

チ「余弦定理とか、結構、便利そうだなって思って。」

青「いや、使うシーンないでしょ。」

チ「円に内接・外接する正多角形の外周の長さから円周率を調べていくやつをやりたいんだけど、それをやるときに使えそう。」

青「そうなの? おとさんは高校数学は絶対に無理だから、わからなくてもおとさんに聞かないでね。」

チ「はーい。」

という具合に、ものすごく熱中しています。
おそらく、ほとんど理解できてないと思いますが、「証明の式がこんな複雑なことになっていて、すごい!」と私にはとうてい理解できないツボがあるようです。

ちなみにチリ太郎がこの本に載っている内容を使って何かできそうだと関心を持っているのは、円周率の検証の仕方でよく出てくる、

円に内接する正n角形の外周の長さ<円周の長さ<円に外接する正n角形の外周の長さ

このn角形を3、6、12、24、・・・・・96、・・・という具合に増やしていくと、限りなく円に近付き、円の半径を1として計算すれば、その値はπに近付いていくというやつですね。

正直、私にもよくわかりませんが、12以上の正多角形の外周の長さは三角関数とかを使わないと出せないのだと思います。(違っていたらすみません。)

チリ太郎が何かに興味を持って熱中しているというのは嬉しいことです。それが、将来の学びに直結しそうな内容なら、なおさらです。

しかし、少しだけ注意しなければいけない点があると思います。
特に、「算数・数学好き」の場合、注意が必要です。

それは、「興味の対象が中途半端な先取りの内容だと、中学受験用の勉強に干渉するかもしれない」という点です。

中学校で習う方程式がよい例です。
方程式はとても便利ですし、やり方さえ分かっていれば、簡単に解を導き出すことができます。
もし、子供がこんな便利なものを知ったとすれば、普段の勉強でも使ってみたくなりますよね。

しかし、中学受験での問題は、ご存じのように、仮に方程式を使った方が簡単な問題であったとしても、それを使わない解法が模範解答になります。
問題は、子供にそうした使い分けができるかどうかという点と、熟練していないテクニックを安易に使って間違えてしまうリスクが生じるという点ですね。

だから私は、子供の興味は「中学受験に全く関係しないくらい“突き抜けた”内容」である方がよいと思っています。
こういう心配が生じる教科は、算数だけだと思います。理科や社会は中学受験の学習内容に影響が出ることは考えにくいです。
国語は・・・、
そういえば、私は小学3年生の頃、小説を読んでいて「僕」という感じを使う癖がついてしまい、作文提出の際によく直されましたが、そうした些細なことなら影響があるかもしれませんね。敢えて文法を崩した表現方法とか。

いずれにしても、親としては、子供の純粋な興味は将来の学びのためと割り切って、中学受験用の勉強に繋げようなどというスケベ心を出さずに、おおらかな気持ちで見守ったらよいかと思います。

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