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東進「最難関大入試報告会」で教わったこと

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3月22日、東進主催の「最難関大 入試報告会」に参加してきました。

以前、同じ東進主催の「2026年大学入学共通テスト報告会」に参加した際に記事を書きましたが、今回も東京(新宿)会場は京王プラザホテルでした。

共テ報告会のときは目視で300人ほどの参加者でしたが、今回はそれよりも明らかに参加人数が多くて、1,000人規模の会場がほぼ満員で、800~900人と約3倍ぐらいは参加者がいたと思います。受験生となる高校生らしき人の参加割合も多かったですね。

説明者の話ぶりから、おそらく、東進生及びその保護者の参加が多数を占めていて、そこに私のような外部生の保護者が加わっているという図式であったと思います。
推測として、おそらくこの報告会が受験年となる東進生にとってのキックオフ集会のような位置づけになっていたのではないでしょうか。

ただ、報告会の内容は共テ報告会の時以上に「宣伝」であったなぁという印象でした。
別に、無料の講演会なのでガッカリするほどではありませんが、「最難関大」といえば「東京一科」を指すと思われるところ、「分析」といえるような内容があったのは東大入試についてのみでしたね。(そもそも時間の制約もありますが…)
そうそう、例のAIに東大2次試験を解かせた記事にも触れていました。
この点は東進が最も推している内容なので、改めて興味深く拝聴しました。

ということで、期待した内容よりもやや薄めではあったのですが、2点だけ心に響いた内容を持ち帰りました。

1.中学受験は地頭で勝負できるが、大学受験は地頭だけでは突破できない。(必ず努力を重ねることが必要となる)

2.合格を手にする子は、目的を持って勉強をしている。今、自分が何のためにその学習をしているのかを理解しながら学習している。

この2点は間違いなく事実である気がしますし、今後のチリ太郎に必要になる言葉である気がしました。ですので、時がきたら是非チリ太郎に伝えようと思います。

以下は上記2つのポイントについての私なりの解釈です。

1.大学受験(難関大受験)は地頭だけでは突破できない。
現在の大学受験は「二極化している」と言われています。
少子化と推薦入試の割合増加などによって、中から下位層の受験はそこまで高い学力を問われなくなった一方、難関大受験は難易度と競争が増しているということです。
難関大受験は中高一貫校に公立トップ校を加えたガチンコ勝負です。中高一貫校にカリキュラム上のアドバンテージはわずかにあると思いますが、公立校もそうした部分を埋める努力をしてきていますし、そもそも、公立校のトップ層は決して中受で脱落したわけではなく、戦略的に別ルートを通って来た優秀層です。そういった各学校の上位同士が競うわけなので、最後は必ず僅差の勝負になります。

中学受験って、小学校で習う以上の広範囲の学習を網羅的に行いますが、実際の勝負は勉強量の分厚さよりも地頭で決着するケースが多いと思います。(私の印象では、男子の場合、筑駒・開成なら地頭+学習の分厚さが必要で、偏差値的にそれ以下の学校では地頭に頼った突破も可能という印象です)
一方、大学受験の場合、受験者は主体的に学習に取り組める年齢ですし、語学(英語)のように学習量がものを言う教科が含まれますので、地頭に頼った方法では確実に合格することは難しいでしょう。
明暗を分けるのは、地頭(その子の理解力・記憶力)に加え、努力し続ける力(勉強量)を伴えるかという点だと思います。
私も経験があるのですが、勉強を進める上で自分の能力の限界がチラつきますし、勉強を続けるモチベーションが続かないケースも出てきます。そうした層が難関大受験で脱落していくわけですね。そこを走り抜けなければなりません。

チリ太郎も、今思えば地頭勢かなと思います。
比較的短い受験勉強期間で難関中高一貫校に合格していますのでね。
ただ、そういったところを変な意味で成功体験のように考えていると、難関大受験では歯が立たない可能性があります。コツコツ勉強を進めてきた層は決して侮れません。

ただ、努力し続けることも1つの才能なので、その適性を持っているかどうかというのも大きな要素になりますね。

2.目的を持って勉強をしている子が合格を手にする。
これも中受との比較から入りますが、自走している子も一定数いるとはいえ、「やらされ勉強」の色合いが強いものです。そのため、塾にリードしてもらうのがセオリーとなります。

一方、大学受験も塾などを活用して誰かにリードしてもらう方が心強いですが、中受に比べれば自学で突破する子も大勢いますし、塾で教わること以上に「自学の量と質」が問われるといえるでしょう。

それで、この「目的を持って勉強」の意味なのですが、これは「医者になりたい」とか「○○大に絶対合格」とか、そういうザックリした将来の目標を指すのではなく、「自身の勉強の到達点を意識すること」を指しています。

例えば、参考書で学習する場合を例にとれば、
「とりあえず始めよう」ではなく、「○周ぐらいで完璧に仕上げよう、そのために、1周目は○○を意識して、2周目に問題演習も着手…、3周目は間違えたところだけを…」みたいな感じですかね。
要するに、自分が今進めている学習で「意識すべきこと」が明確になっているということが重要。
確かに、合格体験記とか過去の受験者の動画などを見ますと、こういうことが意識できている人というのは結果を出していますし、浪人して現役時より上げてくる人もこの意識が強い人(又はこの点に気づけた人)ですね。

私は少し言い換えをしてこれを「戦略的な自学」と呼びたいのですが、チリ太郎に関して言いますと、こうした戦略性は全く持ち合わせていません。
とはいえ、闇雲に物事を進めるタイプではないだけに、いつかどこかのタイミングでこうした戦略の有用性に気づいてくれるのではと期待しています。
むしろ、そういう点に気づいたときが「受験生になったとき」なのかもしれませんね。

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