駒場東邦中学、言わずと知れた男子難関校の1つ。新御三家と言われたりもしますね。
男子御三家(開成、麻布、武蔵)←1年くらい前に覚えた
男子新御三家(駒東、海城、巣鴨)←1ヶ月くらい前に覚えた
さて、なぜ急に駒場東邦中学のことを話題に挙げたかと申しますと、2週間ほど前、こんなやりとりがあったからです。
青:「チリ太郎、理科の実験とか好きだよね。」
チ:「うん。」
青:「民間で『科学教室』をやってるところがあるんだけど、こういうところに通っても良かったかなと思うな。今更だけど。」
チ:「(サイトを見て)面白そうだね。中学生まで通えるんだ。」
青:「そう。中学生といえば、駒場東邦って中学には、理科室が9つもあるんだって。」
チ:「えーっ! 何でそんなに。」
青:「何でだろうね。中高一貫だから、高校生と共用するんだけど、それにしても多いよね。」
チ:「多分、種類ごとに違う教室なんだよ。」
青:「そうかもね。化学、生物、物理、地学、いろいろあるからね。」
チ:「その学校は、どうやって入るの?」
青:「当然試験をして入るんだよ。前に算数の過去問見せたことあったけど。」
チ:「ああ、あれね。ちょっともう1回見せて。」
という具合に、少しだけ興味を持ったようでした。
2020年度の算数と理科の問題をしばらく眺め、いくつかの問題に挑戦し始めました。算数は2019年度にも目を通していたので、過去問自体を面白いと思ったのかもしれません。
その後、チリ太郎には、駒場東邦中学の合格ラインはだいたい6割らしいことを教えました。
もしかしたら、「6割ならいけるんじゃないか」と感じたかもしれません。しかし、チリ太郎は国語と社会の問題は見ていませんので、これがなかなかの難易度であることをまだ知りません。
私自身、以前の記事にも書きましたように、私立中学・高校とは縁のない人生を歩んできたため、私立学校に足を踏み入れたのは社会人となり、仕事の関係で数度というところです。その頃は中学受験ということも頭になかったため、我が子の進学先という観点で、私立校の構内を見ておりませんでした。(惜しいことをしました。)
そういうこともあり、一般的に私立校は公立校よりも施設が充実していると言われますが、実際にどういう施設がどう優れているのかは正直なところ、よくわかっていませんでした。漠然と、校舎が新しいのかなとか、各教室が広めだとか、カフェテリアなど、公立には無い施設があるなどがイメージされますが、それが教育上、どの程度プラスなのかという点でいまいちピンと来ていなかったのです。
今回、私が駒場東邦中学の施設情報を知ったのはたまたまだったのですが、「理科室が9つある」というのは、鈍感な私にも結構インパクトがあるものでした。
同校のHPを見ると、
(抜粋)
“本校には全部で9室の理科実験室があり、実験室と普通教室を併用し、現象を見つめそして理解する授業を進めます。中学では、まず自らの眼や手で現象をとらえる観察や実験を大切にし、実のともなった理解や考察を実践することを重視します。特に1・2年では、一人ひとりが直接実験や観察に取り組めるようにクラスを二分した少人数での実験を毎週行います。高校では、ゆとりある時間数で実験や実習の時間も十分に確保し、大学受験にも対応しつつ高度な学力の習得を目指します。”
との記載があり、「こういう対応は公立校ではできないだろうなぁ。理科が好きな子は楽しいだろうなぁ。」と思った次第です。
こういうことがあり、駒場東邦中学は青ティ家では注目の学校となったわけですが、同校を目指すということは御三家を目指すこととほぼ同じですから、相応の決意が必要になりますね。
チリ太郎はそうした点を全く知らないでしょうから、いずれ、希望を聞いたり、それを実現するための困難性とか、心構えなども話さなければならないでしょうね。
親としましては、せっかく中学受験に興味を持ったのだから、いずれ、そうした私立学校も見学に行くべきかなと思った次第です。