コロナ禍で例年に比べると大幅に規模・回数が縮小されていますが、各学校で学校説明会・見学会が開催されています。
本来であれば、チリ太郎が5年生の今だからこそ、多くの学校を見せたいところですし、親である私も、ブログネタのため、いや、将来に備え、可能な限り多くの学校を見て回りたいところです。
6年生になってしまったら、それこそ受験勉強に忙しく、休日に学校説明会に出かける時間が惜しくなってしまうでしょうから、見聞を広めるならば「今」が一番よいと思うのです。
ただ、コロナ禍の現状、多くの学校を見て回るということは難しいので、現地での説明会・見学会は厳選する必要がありそうです。
多くの学校を知るという意味では、オンラインで情報取得が可能なものは、それをできるだけ活用するのも手でしょう。
私は、私立学校に縁のない人生を歩んできたので、私立校のことはほとんど知りません。
ですので、学校説明会・見学会に際しては、「こういう機会に私立校の様子を知りたい」というのが第一の目的になります。
一般論では、「私立校=施設や教育内容が充実している」なんて言われたりしますが、自分で見て実感しなければ、世間の情報を鵜呑みにしているだけになってしまいますからね。
それで、特別な手続き無く閲覧可能な、以下の私立校の学校紹介を視聴してみました。
簡単な感想とともに書き残しておきたいと思います。
明治大学附属明治高等学校・明治中学校(調布市)
https://www.meiji.ac.jp/ko_chu/about/movie.html
5本の動画に分かれていますが、学校の施設面を知るためには最初の2本を見れば十分で、3本目は施設紹介の簡易版という感じ。
4本目は学校生活の様子の紹介で、最後の5本目はスピーチコンテストにハイライトした動画になっています。
(感想)
広いキャンパス、奇麗な施設に驚きます。
近年は付属校の人気が上昇中ですが、それを除いてもこの環境は魅力的です。
都心からは少し通学に難があるかもしれませんが、郊外は郊外ならではの良さがありますので、都心から通学したって全くおかしくありません。それくらい施設の充実度がすごいです。
桐朋中学校・桐朋高等学校(国立市)
https://www.toho.ed.jp/
キャンパス紹介と卒業生が語る桐朋という2種類の動画があり、後者を見ると、桐朋中・高の教育の特徴がよく理解できます。
(感想)
明大明治と同じく、施設の面では郊外にある良さを生かしています。具体的には、野球とサッカーが別にとれるほど広いグラウンド、自然林などがあるキャンパス。
また、施設の充実度では、プラネタリウムや天文台があることに驚愕(私立恐るべし)。
バスケット「ゴール」数日本一の体育館は、チリ太郎がすかさず突っ込みを入れていました。(←キャンパス紹介だけ見てた)
卒業生が語る動画も良くできていて、ハードだけでなくソフトにも特色があることがよく理解できます。
海城中学高等学校(新宿区)
https://www.kaijo.ed.jp/news/23304
学校紹介として、①学校長挨拶から⑫海城校内をまるごと紹介!まで12本の動画があり、教科別の入試問題のポイント解説まであります。(まだ⑫だけしか見ていませんが)
(感想)
都心にある学校なので建物が上に伸びがちですよね。
伝統校ですので、施設はやや古く、狭いと感じますが、近年も頻繁に施設の増改築をしていて、その面で手を抜いている様子はありません。
現在建築中で、2021年9月供用開始予定の「新理科館」に象徴されるように、施設の力の入り具合もすごいです。
チリ太郎が受験する年には新理科館が完成しているはずですから、是非、実際に見に行ってみたいですね。
上記3校は、紹介動画もしっかりしていて、私の目的、「私立校の様子を知りたい」にオンラインの説明だけで十分応え得るものでした。
そして、全体の感想として、
「やっぱり公立学校とは施設面だけでも雲泥の差があり、学費に見合った教育環境を提供している。」
ということが理解できました。
もちろん、具体的に受験校を選定していく上では、もっと詳しく知る必要があると思いますが、HP上でここまで詳しく学校紹介をしてくださるのは、こんな世の中になってみると本当にありがたいことですね。