親の逡巡と決意 その1

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本日から3回くらいに分けて、私がチリ太郎の中学受験を考え始めた頃のことを書きたいと思います。

以前も少し書きましたが、私は地方出身で、東京には就職と同時に住み始めました。
公立校の強い地域で育ちましたので、小中高と公立校で学び、出身とは別の地方の国立大学へ進学・卒業という学歴。当然、公立教育に不信感を持つことはありません。これは今もそうです。

チリ太郎が産まれ、それはそれは可愛い子だったわけですが、それとは別に、生活の端々で私の幼少期にはなかったようなセンスを感じました。
具体的に、結構難しめの本(算数に限る)を読んだり、結構難しめの問題(算数に限る)を解いたりといったことです。算数以外の能力としては、まあまあ記憶力が良く、町の看板や家にあるチラシの内容、テレビ番組で出るスーパーの内容(往々にしてどうでもよい情報)などをよく覚えているといった感じです。
我が家では、テレビなどを漫然と見ていて、後から気になることが出てきた場合、たいていチリ太郎に聞きます。すると、「○○って言ってたよ」とか、「××って画面に出てたよ」など、一番ボーっと見ているチリ太郎が実は一番記憶が良かったりします。

まあ、どんな親でも、自分の子供は特別であってほしいと思うものです。私も、そんな親ばかフィルターを通して見た我が子なのだと十分自覚しております。
それで、何もなければ、地元の公立中学から都立高校への進学を目指したらよいかなと思っておりました。しかし、少し心配な点として、チリ太郎は「対人関係が円滑とはいえない」「コミュニケーションもそんなに得意でない」ところがあり、いろんなタイプの子がいる公立中学の中で楽しく過ごせるかというと、その点については不安がありました。
それで、地元の公立中学校以外で、チリ太郎が通える中学校って何だろうといろいろ探しておりましたら、都立中高一貫校というものがあることを知りました。それと同時に、私立も含めた中学受験のことも少し知ることができました。

以上のように情報収集していたのが、チリ太郎が小学3年生頃までの話です。

しかし、この頃はまだ漠然と情報収集しているのみで、どちらかと言えば中学受験に対してもネガティブなイメージがありました。本人が強く望むならいざ知らず、小学生のうちから受験という厳しい環境に置くのはどうなのかなと。
一方で、有名私立の受験対策は4年生の2月からの通塾が標準であり、もっと早くから対策を始める必要もあるなどという情報を目にしますと、「中学受験を決めた家庭は、そんな早期からどういう動機で、どういうプロセスで受験を決意するのだろうか」と疑問に思ったものでした。

そんなもやもやとしていた疑問に1つの答えをくれたのは、思わぬ人物でした。
(つづく)

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