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ささいなことを教育の機会に

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現在、青ティ家では新たな住まいで住環境を整える作業に大忙しです。
ただし、チリ太郎は全く我関せずという具合で、時々気が向いたときにお手伝いをしてくれる程度です。
まあ、自分の身の回りのことすら自分でやっていない状況なので、自分で主体的に何かをしようという気が起きないのもやむを得ないところです。
新しい住まいで、少しずつ自分のやれることを増やしていってくれればと思っています。

こういうのは、「やらなければ困る立場の人」が率先してやることになるものです。
そういう点は仕事などとも同じなのですが、青ティ家では妻と私が頑張るしかありません。

こういうゼロからのスタートで何かを構築していく場合、その組織、家、人の優先順位が見えてきて面白いものです。
我が家では、まず台所周りの片付けなどから着手し始めました。
それとほぼ同じくして、テレビ周りの接続とゲーム機の設定を私が行いました。
ただ、これをしてしまうと毎日ゲーム時間を固定で取られてしまうことになり、片付けが一考に進まないという問題も生じてしまっております。

まあ、食に関してはレトルトものや購入した総菜などを多用している我が家ですが、2日以上外食やらレトルト食が続くと、「少しでも手が加わったものを食べたいね」という意見が出てきます。
(※「手作りの料理」とまでは言いません。そこまで手が込んでいないので…)
食にこだわりが無いようでいて、実は重要視している我が家です。

そして、テレビやゲームですね。
これらは無くても困らない種類のものですが、無いと「私が困る」ということで、私が率先して整備しました。
娯楽と総括してもよいのですが、テレビなど外部から入る情報はチリ太郎の教育の上でも重要だと思っている私です。
ゲームは…
これは純然たる娯楽ですが、以前にも書きましたが「親子のコミュニケーションツール」ですからね。これを欠かすのはよくありません。(妻は苦い顔をしていますが)

生活に必要な機能が一通り整備されると、次は「急ぎではないけれどやらなければいけない事項」の整備です。

最近はカーテン選びなどをしています。
(ご家庭によっては割と優先度が高い事項かもしれません)

チリ太郎には、

青:「せっかくの自分の部屋だから、自分の気に入ったものを探そうよ」

と声掛けしています。

こういうことに嬉々として取り組むタイプの子であればよいのですが、残念ながらチリ太郎はやったことのないことにはやや消極的なタイプです。

モチベーションとなるようなことを提示しつつ
タイミングを選び
必要に応じて一緒に取り組む

必要があります。

こういうところは小学生ぐらいの子の勉強と似ているところがあると思います。

親が短気をおこして

「自分のことなのだから自分でやれ」

などと言い放ってしまうケースもよくあることかと思います。

実際、妻もよく

妻:「なんでいつもチリ太郎のタイミングに合わせなければいけないのか」

と愚痴っていますが、そういうところこそ慎重さと我慢が必要なのかなと思っています。

なんでもそうですが、子の立場に立ってみたら

なんだか親に乗せられたような形でやってみたけど、やってみたら面白かった。
やって良かったと思えた。

みたいな感覚が残ることが重要です。
そういう経験があってこそ、次に来る困難な状況に対して「でもやってみよう」となると思うのです。

「成功体験」は大きなものもあれば小さなものもあります。
そして、小さな成功体験を軽視しないのが私の教育方針です。

チリ太郎が選んだカーテンを掛けたとき、

青:「やっぱり、自分で選んだものは最高だね。気分が違うでしょ」

と声をかけてあげたい。そうした小さなゴールを頭の中に思い描いています。

昭和育ちの人から見れば過保護ではあります。
しかし、昭和世代の私のような人が意外とこういう子育てをしていると思います。
やっぱり、子育ては細やかにやりたいというのが人間の本能なのかなと思います。

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