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子供新聞の効果

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我が家では妻が新聞を取っていることを以前お話しましたが、実は、私も購読している新聞があります。それが、チリ太郎用に購読している「朝日小学生新聞」です。

昨年の10月から購読しておりますので、読み始めて半年が過ぎるわけですが、大人が読んでも面白く、また、子供の学習面にもプラスになっております。本日は子供新聞について気づいたことを少し書いてみたいと思います。

我が家のチリ太郎ですが、これまでにもお伝えしているとおり、基本は理系人間です。
それで、それとなくチリ太郎の不得意分野を補強する目的で、子供新聞を取ってみようかと思ったのが我が家の購読のきっかけでした。

現在全国規模で購読可能な子供新聞は、読売、朝日、毎日から発行されていますが、各紙の概要は以下のとおりです。

(読売)KODOMO新聞
発行頻度:週1回
紙面:タブロイド20ページ
価格:500円(税込)
特徴:人気キャラを起用したコーナーあり
補足:中高生新聞への切替やセット購読で割引あり。

朝日小学生新聞
発行頻度:毎日
紙面:タブロイド8ページ
価格:1,769円(税込)
特徴:ふりがなつき
補足:青ティが購読しているので、実体験に基づく感想が聞ける。

毎日小学生新聞
発行頻度:毎日
紙面:タブロイド8~12ページ
価格:1,580円(税込)
特徴:電子版あり
補足:平日と日曜日は8ページ。金曜日は小学生の進路を考えるページが加わって12ページ、土曜日は「15歳のニュース」が加わって12ページ。

毎度、薄めな情報で恐縮です。

読み比べ等をしていない私が言い切ってしまうのもどうかと思いますが、こうして概要を並べ、各紙のホームページなどを比較して見る限り、

・費用対効果などを考えると、読売にお得感がある。
・しかし、読売は週1発行なので、毎日読ませたい方は毎日が次にお得。
・価格、サービス等の面で見ても、朝日はブランドに胡坐をかいているのか。

いや、最後のは言い過ぎかな。
しかし、データのみ見ると、明らかにサービスは劣っているんですね、擁護しようのないくらい。

当初、妻は「無駄になると嫌だから、週1回の読売あたりから試したい」と言っていたのですが、諸々あって、朝日を購読することになりました。

朝日小学生新聞

(写真は、手前が4/1号、奥が3/31号です。4月から紙面デザインが大きく変わりました。)

さて、サービスが悪いと酷評した朝日ですが、読んでみれば良い点がたくさんあると実感できます。
以下に私が良いと思った点を挙げます。(おそらく、朝日に限らず子供新聞全般に通じるものだと思います。)

1.中学受験に対する関心を誘起するきっかけになる。

2.幅広い記事を取り扱っており、紙面のどこかには関心を持ってもらえる工夫がある。

3.教材としての活用が可能

4.親子の共通の話題ができる

1.については、受験シーズンに有名私立の入試問題などが大きく掲載されたりして、流し読みレベルでも目に留まります。(2月などは、毎日のように有名校の受験問題が掲載されていましたので、私立の難問も実際に体感できます。)
チリ太郎は、中学受験に関心がありませんでしたが、新聞を通じ、「中学受験というイベントがあること」「適正型試験は今まで見たことがないような特殊な問題であること」「私立の入試問題は、学校で習わないようなことが出題されること」などを理解しました。
予備知識がない子供に「中学受験しよう」と決断させるのに、意外と前段階の説明が必要です。しかし、新聞でそういう情報に接していると、いざというときに「中学受験、挑戦してみる?」だけで言葉が足りる可能性があります。

2.については、朝日の場合、紙面は8ページですが、定番の時事ネタは1・2ページ程度で、マンガやクイズ等の占める割合も多く、全てに目を通すのに負担感はありません。
また、仮に全部に目を通すことができなかったとしても、様々な記事があるので、何かしら好きな連載を見つけられる可能性が高いと思います。
チリ太郎の場合は、私が気づかないうちにマンガ(複数あります)だけは全て目を通しておりました。現在は「武者ムシャ 戦国野菜」というマンガを特に楽しみにしながら読んでいます。(私は、程々にマンガを読むのは教育上有効だと思っていますので、マンガしか読まなかったとしても注意はしません。)

3.について、2.で「負担なく読める」と申し上げましたが、実際、掲載されている問題(算数や理科などが多い印象です)まで全部やると、結構な時間がかかると思います。
その他にも、コラムの書き写しや、1面記事の要約等、記事の教材化まで含めれば、4年生時の学習はこれだけで足りるのではと思うことがあります。(親が付き合う必要がありますが)

4.については、親と子供が同じものを見るというのは、意外と少ないと思うので挙げてみました。
既に中学受験を決めている家庭なら、参考書や問題集などは親御さんも目を通されるかもしれませんが、それですら、やろうと思うと親の方が苦痛で参っちゃいますよね。
子供新聞は大人が読んでも結構楽しく、考えさせられる内容も多いので、親子共通の話題にするには最適な気がします。
最近は、チリ太郎も朝一番で自分の新聞を持ってきて読むようになりました。(自分の新聞だと思ってもらえているなら嬉しいのですが)
それで、コロナ自粛中などは、チリ太郎が読んだ後に私が読み「この記事読んだ? 面白いよね。」なんて、絵にかいたような会話があったりします。

ざっと感想を述べましたが、朝日小学生新聞にはもう少しお世話になろうと思っています。チリ太郎の成長に応じて、もっともっと活用できることが増えるかもしれないと思っております。

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