今さらですが、「高校生クイズ2021」を家族で視聴しました。
かなり前に渋幕が優勝した前回大会が再放送された際、それを見たチリ太郎が興味を示していたため、2021年大会は忘れずに録画してチリ太郎に見せてやろうと思っていたものです。
しかし、放映日を意識しておらず、
録画忘れ
他のブログで開催を知ったのは放映日の後でした。
まあ、チリ太郎自身も言われなければ覚えていない状態でしたので、何事もなくスルーしてもよかったのですが、調べてみたところ、「ティーバー」や「パラビ」で見逃し配信が見られるとのことでしたので、我が家はティーバーで視聴することにしました。(ティーバーでの配信は9/17までのようです)
今回で第41回を迎える同大会ですが、近年は思考力系の問題にシフトしています。
ゲストで伊沢拓司さんが出演されていましたが、少なくとも、彼が連覇した頃の大会とは全く異なるクイズ大会になっていると言ってよいでしょう。
これは個人的感想ですが、昔と今を比較した場合、今のような思考力系の問題の方が断然面白いです。
知識を問う問題の場合は知らなければ終わりですから、視聴者の中でも参加して楽しめる人は一部になってしまいます。
一方で、思考力系の問題は、前提となる知識は必要ですが、小学生にも参加でき、ひいては家族全体で参加しながら楽しむことができます。
案の定ですが、チリ太郎は難問に正解することは無かったものの、番組を見て大喜びしていましたね。
(問題は解けなくても、解答を聞いて「あぁ~、なるほどね。よく気づくなぁ~」って感覚になるのがよいですね。)
録画は失敗しましたが、視聴を諦めなかった青ティのファインプレーだったと思います。
楽しく問題にチャレンジする以外に、この番組を見ることのもう1つのメリットがあります。
それは、「高校生」というものを身近に感じることができることです。
「高校生ってあんな感じなんだ」とイメージしてもらい、親の方では、
「4年後にはチリ太郎も高校生になっているはずだよ」と意外と近い未来であることを意識させます。
その上で、
「高校生になったら、ああして友達を誘ってクイズ大会に出ることができるし、部活の大会で頑張るって人もいるし、楽しいこといっぱいだよ」
と説明します。
そこから先はくどくど言いませんし、誘導もしません。
「どういう学校でどんな仲間と過ごしたいか」を少しだけイメージしてもらえれば、この時期の子供には大変貴重な気づきになるかと思います。
(少なくとも、私は小学生の頃は高校生になった自分をイメージすることはありませんでしたので。)
そして最後に親の出番。
「東京の場合は開成以外の上位校はほとんど中学入試になっている。だから、楽しい高校生活をイメージするなら、中学受験はとても重要になるね。」
なんて、さりげなく受験勉強のモチベーションに繋げます。
最後に一言だけ番組の感想。
私が推している「私立武蔵高校」が東京代表になり、番組内でも見せ場をつくってくれていましたので、OBでもなんでもありませんが、嬉しく思いました。
武蔵は生徒数も少なく、もしかしたらクイズ研究部なんてないかもしれませんので、クイズ大会の県代表になることは難しいと思います。しかし、最上位の中でも間違いなく良い学校、特色ある教育をしている学校ですので、こうした大会の何回かに1回くらいは、「隠れた実力校」的な立ち位置で出てきてほしいものですね。(駒東もね)