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最上の早期教育

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毎朝、私が最寄り駅まで歩く道中ですれ違う親子がいらっしゃいます。
見た目は私と同じぐらい(もしくはやや上?!)に見えるお父さんと保育園の年中さんぐらいの男の子です。いつも手をつないで歩きながら、おそらく駅から最も近い保育園へ通っているのでしょう。

知り合いではありませんし、特段挨拶をする間柄でもありませんが、毎日顔を合わせるので様子をいつも気にしています。

「今日はすれ違う位置が駅寄りだったから、家を出るのが遅かったのかな」

とか

「ああ、今日は抱っこされているぞ。子供の気分が乗らなかったのかな」

とか…。

朝の時間帯はお父さんと歩いているところしか見かけないので、おそらく保育園への送りはお父さんの役割分担と決まっているのでしょう。

私はこの親子を見ながら、

「よい子育てをしているなぁ」

と思っています。

歩くスピードは子供のペースに合わせてゆったりですし、何より、歩きながらすごくコミュニケーションをとっています。いつも様々な話題ですごく楽しそうに会話をしています。

私自身は、チリ太郎を保育園に通わせていたとき、朝の送りは自分の仕事が休みのときだけしかできませんでしたし、お迎えも基本的に妻でした。
また、行き帰りは自転車に乗せることがほとんどでしたね。そこはどうしても大人の考えるスケジュールに合わせるべく、時間効率重視の方法になります。

そのお父さんは仕事着を着ているので、おそらく子供を保育園に送った後に出社できる環境なのでしょう。多くの子育て世帯が、夫婦ともこれぐらいのゆとりをもって子育てできるのが理想ですよね。
子育て支援はどうしても金銭的な負担の軽減という話になりがちですが、家族全員が時間的なゆとりを持てる生活というのも重要な観点だと思います。

子育てって、やらなければいけない事項だけ見れば大変です。
それを限られた時間の中でこなすわけですから、間違いなく大変です。
しかし、必死さ、大変さが前面に出てしまうと、どのような補助をしようが少子化など止まりようがありません。
楽しい、幸せであるというのが前面に出ないとね。

我が家は1人しか育てていないため、偉そうなことは言えませんけどね。

あと、

子育てに時間的ゆとりを持たせること
コミュニケーションをしっかりとること

この2つはあらゆる早期教育に勝るのではないかと思っています。
(特に根拠のない意見です)

幼少期の子供って、いろいろ教え込むとどんどん吸収していきます。
ですので、早期教育は「従順で柔軟なうちにいろいろ教え込もう」みたいな感じになりがちですが、そういうことって日常生活レベルで継続するようなことでなければ、ある年齢で綺麗さっぱり消えてなくなります。(全く成果が無くなるわけではないと思いますが)

多分、お父さんやお母さんとの会話の中で伝えられる知識、感情、空気感、そういったものを感じ取るぐらいのペースの教育が適当なのです。
結局、子供の成長に見合った分しか吸収できないのだと思います。

そういう意味で、両親の学歴が高いというのは1つの優位点になるかもしれませんが、それよりも、
・子供が両親のことを大好きである
・お父さん、お母さんのお話が面白い
・家族の時間をたっぷりととる

 ということができていれば、子供は自然と知的に育っていくのではないかと思っています。
 そして、そうした一見平凡な日常の繰り返しが、中学受験とか、高校受験とか、大学受験の基礎を気づいていくのではないですかね。

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