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まだ死ねない人

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2月の連休時の出来事ですが、ふと思い出したので記事にしてみます。

我が家の場合、休日は私が食事を作ることになっています。
別に当番制というわけではないのですが、私自身が料理を作るのが好きなほうであることと、妻にせめて休日ぐらいはゆっくりして欲しいということからそうしています。

それで、土曜の夕方にそろそろ食事の準備に取り掛かろうかと思っていたところ、床に腰を下ろそうとした妻が尻もちをつき、勢いで柱に頭を打ち付けました。

ゴンッ!

「ぐぁ~」

と叫んで頭を抱える妻。

私は、

青:「いやいや、2時間ドラマじゃないんだから…。そんなんで死なないでくださいよ」

と冗談めかして笑っていました。

それから10分程して、妻が一生懸命スマホを操作しています。

妻:「いや、気のせいだとは思うけど、鈍い痛みが引かないんだよ。さっきから、『頭部』『打撲』『頭痛』で調べてるんだけどね」

と、そして

妻:「心配だなぁ。あの、救急車を呼ぶ前に相談するやつに電話してみるか…」

青:「7119だね。痛みは本人にしかわからないから、心配ならそれもありだね。」

妻は本当に7119番に電話をしました。

担当者は、「ご心配なら念のために受診された方がよい」と半径数キロ内の救急病院を教えてくれました。

私は、ちょっと大袈裟かなとも思いましたが、顕著な症状が出てから慌てるより先手を打った方がよいかもしれないと思いなおしました。
何より、妻本人が不安がっていましたからね。
そして、休日で救急対応ではあるのですが、一応脳神経外科のある救急病院を選びました。

青:「せっかく行くのだし、CTとか撮ってもらった方がよいよね」

そんなことで、私は夕食作りを諦め、休日で大変ではありましたがカーシェアで車をチャーターしました。電車でも行ける駅近の病院でしたが、病人らしく車で搬送することに。

まあ、無駄に詳しく時系列で書いてきましたが、
病院での診察は実にあっさりと終わりました。(私は待合室で待機していました)

妻曰く、次のような感じだったとのこと。

『現時点での状態を見たら大丈夫だと思いますよ。どうしてもということでしたらCTを撮ってもよいのですが、少量とは言え被爆もあるので今の状態ならお勧めはしません。子供の場合の基準ですが、1.8m程度の高さから転落してコンクリートの床に頭を打ち付けたとか、そういう程度を目安にしています。念のため、注意すべき症状を書いた書類をお渡しします』

青:「まあ、病院の人からしたら『この程度』って感じだったかもね。でも、診てもらえたのはよかったね。」

その日は帰りが遅くなったこともあり、ほっともっとで弁当を買うことにしました。
チリ太郎さんはほっともっとの弁当を食べたことがないので、よい機会です。(これも教育です)

帰りの車の中で妻と話をしていたのですが、

妻:「いやー、大騒ぎしてしまったが、『まだ死ねない! チリ太郎さんを残して死ねない』って思ったんだよ」

と言っていたのが印象的でした。

妻は弱虫なところがあります。
しかも、小心でもあります。

しかし、私は「母は強しだな」と感じました。

気持ちが強い。

私なら「まっ、いっか。もしものことがあっても、なるようになる」と考えていたと思うのですが、妻は

「もしものことは許されない」と考えたわけです。

きっと、世のお母さま方も同じように、いざというときの気持ちの強さを持ちながら子育てをされているのだろうなぁと感じました。

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