土曜日の話です。(毎度、結構前の話で恐縮です)
チリ太郎の通う自治体主催の科学教室の最後の授業がありました。
会場は隣駅にあるのですが、この1年、妻が全て送り迎えをしてくれました。
それを思うと、本当に頭が下がります。
最後の授業は私も送り迎えに同行し、授業の様子も少しだけ見学しました。
今年度は2度の緊急事態宣言や、その影響で公立小学校も隔週土曜日に授業が行われるなど、原則土曜日を中心にスケジューリングされていた科学教室にとって、万全の条件ではありませんでした。コロナ禍ということもあり、フィールドワークなども中止され、もともと3,000円程度であった参加費も、さらに減額されました。(運営が大変でしょうから、戻してくれなくても文句は言いませんが)
私は妻から毎回科学教室の様子は聞いていたので、実際に見学して持った感想も
「概ね聞いていたとおり」
でした。
端的に書きますと、
・先生は高齢の方が多く、おそらく退職された先生や教育関連のOBなのだろうと思われた。
・1名、出しゃばりな先生がいて、メインで進行している先生の説明に割って入ったり、ガミガミ注意したりしており、「この方がいなければ…」と思っている保護者・生徒も多かったはず。
・ただ、「そういうのも含めて社会勉強」でもあります。最近はそういう先生が少ないですから。
・実験で取り扱う内容は小学校と中学校の中間くらいのレベルと感じられた。まあまあ難しく、頭の良い子も多かったと思うが、それなりに刺激があったと思われる。
・参加者は公立小学校の子だけでなく、私立小学校の子も含まれているようだった。
私が自分の目で見て一番印象に残ったことは、
チリ太郎が同じ班の子と協力しながら実験を進めている姿でした。
青:「ちゃんとコミュニケーションとりながらやってるじゃん。」
と感心しました。
親目線だと
「いあいや、そこは譲ってあげて」
「もっと落ち着いて」
など、ハラハラすることも多いのですが、
それは何歳になってもそう思うのかもしれません。
自治体主催の科学教室は6年生対象のものもあるのですが、さすがに受験との兼ね合いがあるため、申し込みませんでした。
チリ太郎は後になって少し残念そうにしていましたが、自分で選んだ中学校に入れたなら、きっとその学校で何倍も楽しい授業を受けられるでしょうから、楽しみに待っていたらいいでしょう。