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1月受験校にどう臨むか

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先日、四谷大塚の合不合判定テスト受検のため、栄東中学に行ったことを記事にしました。

しかし、模試の手応えや会場となった学校の印象等いろいろと書くことがあったため、結局まとまらない記事になってしまいました。

今回は栄東中学の印象などを含め、1月受験校についての考えをまとめておきたいと思います。

この時期、第1志望校が決まっているお子さんの多くは、第1志望に入ることしか考えておらず、併願校に全く興味を示さないことが多いのではないかと思います。
チリ太郎もそんな感じで、「駒東一筋」というほどではありませんが、他の学校を見る目に熱心さはあまりありません。

ですので、私はなるべく他の学校の良さも交えながら、チリ太郎の印象に残るように説明をします。

ただ、栄東中学については併願校としてのイメージが強すぎて、その学校本来の良さが伝わりにくいのが難点です。

例えば、当日私はチリ太郎の印象に残るようにと、こんな説明をしてしまいました。

・この学校は、日本で一番受験者の多い学校で、総受験者数は1万人を超える
・地理的、スケジュール的に地元埼玉の他、東京、神奈川の子が大挙して受験する
・埼玉県私立トップ校なのでレベルが高く、御三家を受験する子には前哨戦としてうってつけの受験校になっている
・試験の問題もバランスが良く、良問であると定評がある
・学校自身も東京からの併願を意識していて、入学手続き日が遅く設定されている(2/6頃)

事実でもありますし、学校の特徴的な部分でもありますが、こんな説明ではとても学校自体の良さなんて伝わりませんよね。本当に、自分自身でも反省しなければいけません。

実際に学校の敷地に足を踏み入れた感じでは、すごく良さそうな学校だったのですよ。
学校の施設はすごく充実していますし、外観も洒落ていて通うのがワクワクしそうな、そんな学校です。
共学で学力レベルが高く、青春できそうな学校。東京で同レベルの共学校を探そうと思っても、なかなか見つけられないと思います。

まあ、そんなわけで、栄東を受験するならば、決して「腕試し」などではなく、実際に入学する候補として考えるべきだと私は思いました。

ただ、私の説明の悪さもあり、チリ太郎の中では埼玉校はすっかり、「腕試し」「慣らし」的な位置づけになってしまっているようです。
受験スケジュールを組む上では、確かにそういう機会はあってもよいと思いますが、「入る可能性の無い学校」を受験するのは私としては反対なのですよ。

同様のことが「渋幕」についても言えます。

私は模試の志望校登録を任されると、渋幕をいつも入れているのですが、その度に妻から

「確かに良い学校で、実際にチリ太郎が合格したらそれはすごいことだけど、でも、遠いから入学はしないよね。」

と釘を刺されます。

チリ太郎もその言葉を聞いていますので、知らず知らずのうちに影響を受けることになります。これは良くないことです。

妻は保守的なところがありますので、現在の生活環境を変える意識があまりないのです。

埼玉の学校も千葉の学校も、東京に住んでいる人には大抵遠いです。
しかし、遠ければ引っ越せばいいだけなのです。
引っ越せば家族全員の生活環境にプラスとなる選択だってできるのです。

家庭環境によって引っ越しができる家庭とそうでない家庭があると思います。
引っ越しできる家庭なのに、埼玉・千葉校を自動的に通わない学校と判断してしまうのは、非常に勿体ないことだと思います。

そんなところが、現在の我が家の課題でしょうか。

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