チリ太郎はZ会の1ヶ月の学習計画を自分で立てています。
6年後期で忙しくなった今、Z会は全家庭学習のほんの一部に過ぎませんが、チリ太郎は5年の頃からの流れでそれだけは自分の担当だと思って続けてくれています。
そんなチリ太郎がタブレットを眺めながら叫びました。
「あれー! 全然収まらないぞ!」
チリ太郎の手にしたタブレットの専用アプリを見てみると、10月カレンダーの後半がグレーアウトしており、スケジュールが振れなくなっています。
親も未確認だったのですが、Z会中学受験コースは後期に入る頃から前倒しスケジュールになっていくようです。
9月号までの学習は、教材が前月の末頃に届き、当月の末日までに学習(2回ある添削含む)を終えるサイクルで進みます。
10月以降は以下のような前倒しサイクルになります。
10月号:9/26頃に教材到着→10/25までに学習を終える
11月号:10/22頃に教材到着→11/15までに学習を終える
12月号:11/12頃に教材到着→12/5までに学習を終える
1月号:12/1頃に教材到着→12/25までに学習を終える
要するに、9月までは各月の学習に30日程度を使っていたところ、10月以降は20~25日程度に学習時間が圧縮され、その分前倒しされていくわけです。
1月号なんて、1月に1日も学習しませんからね…。
妻:「せこいな、Z会」
青:「せこい?」
妻:「だってそうじゃないか。実質は10月1日~12月25日までの3ヶ月しか学習しないのに、号数は4ヶ月分詰め込んで、料金も4ヶ月分取ってるんだから。」
青:「ああ、そう言われてみればそうだねぇ。」
妻:「潔く2月から12月までの11カ月コースだと言えばいいのに!」
まあ、Z会からすれば、学習期間が短くなっているだけで、月数分の教材を送り、月に2回の添削も減っているわけではないと抗弁したくなるでしょう。
しかし、妻の要求は少々言い過ぎだとしても、ユーザーの率直な感想としてはもう少しわかりやすくならないものかなぁと思います。
中学受験において、学習ペースやその配分、学習ペースへの慣れは結構重要です。
予告していたとしても、学習している本人や親が戸惑う可能性のあるスケジュールは、極力見直した方がよいと思います。
我が家の場合は算数だけの受講なので影響は少ないですが、4科受講している受験生は最後の最後で猛烈に忙しいサイクルになるわけで、いかがなものかなぁと思いました。