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テレビ、ゲームや動画の自粛・禁止問題(連載④)

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チリ太郎のやらなかった(やれなかった)受験対策を振り返るシリーズ、第4回は「テレビ、ゲームや動画の自粛・禁止問題」です。

まあ、この問題はあまり答えが無い気もするのですが、結果的に、我が家はほとんど制限することなく中学受験を終えました。
受験勉強とは別に、あまりにも時間の管理ができないため、「ゲーム・動画の禁止」というのをやったことが5年生から6年生の間に2回ほどありましたが、本番が近づいてきた6年後期ではこれらの時間を制限することをしませんでした。

チリ太郎がものすごく自己管理ができる子であったかというと、その面は全くです。
特に妻はこの問題では常にイライラしていました。
かろうじて、模試などの成績が合格水準であったため禁止ということはしませんでしたが、生活態度の面で小爆発を繰り返していました。

私も妻も「ゲームや動画を楽しむこと」自体は否定的どころか肯定的な方です。
そんな親でも、「依存症」という面や受験の結果が出た後の「後悔しやしないか」ということは心配であり、その気持ちが小言となって出てくるのですね。

私はこの問題に関しては立場が一貫していて

・両親ともゲームは大好きだから、チリ太郎にもゲームは楽しんでもらいたい
・ただ、時間の管理はできるようになってもらいたい
・やりすぎれば目も悪くなるし集中力も低下するし他のことをする時間もなくなる
・受験への影響という面では、むしろゲームをしながら合格もできるよう自分なりに頑張れ
・受験本番に向けては、「ゲームが勉強の息抜き」になれば最高の塩梅である

正直に言えば、私も妻も、小中学生、高校生になっても、アホになるほどゲームばかりして親に叱られてを繰り返した世代です。
ですから、小6の子に「時間の管理ができるように」なんて、「どの口が言うのか」という立場です。

本当に理想論ですが、親の気持ちとして「禁止とかやめろとか言いたくない」「できたら両立してくれ」という思いが強かったのですよね。

ゲームを勉強と並べて「両立」だなんて滑稽な話ですけどね。
でも、特に受験期には繰り返し言いました。

「ゲームや動画は勉強の息抜きになるように」
「時間を使う順番や、やる長さには気を付けよう」

ご家庭によっては、お子さんがゲームに興味を示さないケース(女子に多いでしょうか)もあるでしょうし、ご両親がゲームをせずに育ったというケースもあるでしょう。
そういう組み合わせによって、ゲームをする時間の重みというのは変わってきて当然ですね。
我が家の場合は、ゲームは家族の共通娯楽であり、共通の話題であったりしました。
チリ太郎がかなり小さい頃から、親がやっているゲームの画面を見ながら出てくるキャラクターなどについてよく話をしていました。

他のご家庭では、

「成績が良かったら新しいソフトを買ってあげる」

だとか、

「模試で〇点以上だったら〇時間だけゲームができる」

だとか、受験や勉強と絡めたルールを作っておられるご家庭もあると思います。

我が家の場合は、ゲームがもう少し生活に密着していたため、何かの「供え物」にしたり、何かの「ご褒美」や「罰」にするということに抵抗があったと言えるかもしれません。

不思議なことですが、我が家の場合、小学5年頃が一番ゲームに関してうるさく口を出していた時期でした。
ゲーム(及び動画)をやった時間をホワイトボードやノートに書いて記録させたりもしました。
この頃はゲームや動画に費やす時間を自覚させようとして、そういうことに必死になっていたと思います。(今から思うと、あまり効果があったように思えませんが、ゲームの時間管理のことは過去に何度か記事にしています)

それが、小学校6年後期の頃には、ゲーム時間について煩く言わなくなりました。(妻は煩かったですが)
決して、チリ太郎が自己管理をできるようになったわけではありません。
おそらく、受験に向けて塾のスケジュールなどが詰まってきたため、親の方も「隙間時間にはゲームをさせてやろう」という気持ちになったからなのでしょうね。

一方、テレビの方はというと、チリ太郎はあまりテレビを見ない子だったため、テレビで時間を取られることはありませんでした。
チリ太郎が録画して夕食のときに見たいという番組も、クイズ番組がほとんどでしたので、毎日の夕食時に録画した番組を見る程度でした。

テレビっ子であった私としては、もっといろんな番組に興味を持ってほしいなぁと思ったぐらいです。

「動画」については、この当時にチリ太郎が好んで見ていたのは「ゲーム実況動画」でしたので、「動画=ゲーム」という整理で大丈夫でした。
動画の種類も様々ですが、特定のユーチューバーのチャンネルを好んで見る場合はテレビを見る時間に近い感じで整理できるかもしれませんね。

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