先月の話ですが、チリ太郎の学校の休業日があったため、家族3人で東京ドームシティに行ってきました。
同地で開催中の「遊園地謎解きゲーム 2つの世界と不思議な扉」という謎解きアトラクションを体験するためです。
このイベントは最近よくテレビでも見かけるQuizKnockが制作したもので、テレビ番組で伊沢拓司君が告知をしていたのを見て、チリ太郎を誘ってみた次第です。
チリ太郎の休日は基本的に1日ゲームであり、あまりにも不健康なので、外に連れ出す機会を作りたかったというのが大きな理由です。
チリ太郎は超乗り気という感じでもありませんでしたが、私の勘として、参加してみれば楽しんでくれるだろうと。そんな見込みでした。
最初、9月の3連休に参加しようとしたのですが、東京ドームシティをなめていましたね。
その日はチケットを買うだけで80分待ちという混雑具合でしたので、諦めて平日に再チャレンジすることにしました。
そうした経緯があったため、当日は先乗り部隊として私が10時頃現地に到着し、混雑具合を確認。(場合によってチケット購入の列に並ぶ)
チリ太郎と妻は後から合流という計画でした。
実際には、全くそんな必要はありませんでした。当日は午前中が雨であり、平日+天候の影響でチケット購入に待ち時間は全くありませんでした。
現地で謎解きアトラクションを開始したのは、雨が止んだ12時頃。この時点では、夕方には帰宅できるだろうと考えていました。
何しろ、公式HPで案内されている所用時間は2~5時間でしたので…。
謎解きが得意な人で2時間程度、初心者の人で5時間程度という意味だと解釈したのですが、公式HPでは、「小学生以下の場合は中学生以上の同伴者が必要」という案内もされていました。
つまり、少なくとも中学1年生なら自力で解き進めることができる難易度なのだろうと予想でき、それならば大人2名、中学3年1名の我が家は4時間以内には終えることができるのではないかと見込んでいたわけです。
実際のところは…
謎解きの難易度としては、大人がやって十分楽しめる難易度でした。
後半はかなり難しく、大人でもヒントの助けを借りなければ進めないシーンが数回ありました。
そのような感じでしたので、中3のチリ太郎には本当に丁度よいレベルのアトラクションだったと思います。
(小学生には…、大丈夫そうなことがHPで告知されているものの、ちょっと難易度高い印象ですね)
結果的に、大人2名、中3の子1名で参加した我が家は、12時に謎解きを開始して、終わったのは20時ちょうどでした。(無事クリアできました)
1時間程度の昼食時間を挟んでいますが、7時間もかかりました。
イベントに参加してみて、チリ太郎は随分と逞しい子になったなと思いました。
体格とか運動能力という意味では無くてね。
小さな頃は少しのことで「疲れた」と言い出す子だったのですが、7時間も遊園地をウロウロして、休憩もほとんど入れませんでした。
何よりも、「モチベーション」の面で独り立ちできていたことが頼もしく感じました。
小さい子だと、子どもの機嫌、やる気などを親が気にしなければいけないシーンってあるじゃないですか?
今回のイベントについては、私がチリ太郎を誘って実現したため、少なからずそういう気を遣わなければならないシーンもあるかなと思ったのですが、チリ太郎はチリ太郎でイベントを楽しんだようで、その部分は本当に杞憂に終わりました。
親が気を遣うどころか、むしろ自分が先頭に立って謎を解いていくことも多くて、生活力がほとんどない子ではありますが、謎解きイベントについては本当に頼りになりました。
こんな調子で3年後ぐらいには、大学受験も「自分ごと」として取り組んでくれるのでしょうかね。
遊びと学業は別かとも思いますが、それでも、何か繋がっている気がします。
遊びでも、生活の1シーンでも、人間の成長は垣間見えます。
こうして徐々に手を離れていくのでしょうかね。
<謎解きイベントメモ>
・開催は11/17まで
・来年の同じ時期にもまた開催されるかもしれない
・休日、特に連休はチケット購入に時間がかかる(イベント開催前に前売りで購入しておくのも選択肢)
・アトラクションチケットも同時に購入する必要があるが、フリーパスでなく5枚の乗り物券がついた「ライド5」で十分
・スマホを使用するので、スマホの操作方法に慣れている必要がある
・周りが暗くなってくると情報を得にくくなるため、開園(10:00)と同時に始めるぐらいが丁度良い(1日で解き切るなら特に)
・園内を歩き回る必要は無いが、ある程度の移動があり、園の構造に詳しい方が有利