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スキーも勉強も同じ?

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中学受験の方もひと段落という感じですかね。
そうした熱い戦いの裏で大変申し訳ないのですが、私立学校の在校生には入試期間に試験休みが与えられます。
チリ太郎の学校の場合、毎年2月1~3日が試験休みとなります。
我が家は例年、この休みを利用する形でスキーに出かけています。
今年は試験休みが土日に被ってしまったこともあり、スキー場が空いていそうな日を狙って2月3日に出かけてきました。

2月2日の日曜日に先乗りで越後湯沢近隣のホテルに宿泊し、2月3日は1日みっちりと滑る計画を立てました。
これまでは同駅周辺のスキー場で、湯沢中里、GALAなどに行ったことがありますが、今回は初めて石打・丸山スキー場へ。まあまあ大きなスキー場です。

ここ数年、妻はスキーで散々な目にあっていたので、今回は単独行動で気ままな温泉巡りを勧めました。チリ太郎と私のみでみっちり滑ります。

私は大学生の頃にボードをやったことがある程度で、妻とチリ太郎は初心者からスキーを始めました。それから年1回ほどのペースで滑りに行っていますが、チリ太郎は始めたその日からボーゲンが滑れ、斜度があるところも全く怖がる様子がありませんでした。
運動は得意な方ではないはずですが、スキーだけはセンスを感じさせます。
年齢による吸収力の違いもありますが、同じ初心者である妻との差が開く一方ですね。

2月3日は3月上旬並みの暖かさでした。
この日を境に今季最大の寒波が訪れ、日本海側の気候が激変しましたので、そうした部分では天候に恵まれました。
午後から軽く雪が降ったりして、雪質も良かった気がします。(我々は雪質を語るレベルではりませんけど…)

チリ太郎と2人で滑りながら、いろいろな話をしました。
もし私がスキーの上級者だったりしたら、我が子にアレコレと指導したくなったかもしれませんが、そもそも私はボード派ですので、スキーについては大したアドバイスもできません。

体の使い方とか、エッジの使い方をそれとなくアドバイスしたり、
リフトから見えるスキーヤーを指して、「あれは綺麗な滑りだね」と話したり…。

こいうのって勉強の指導と同じですね。

直接バリバリ指導できたら頼もしい面もありますが、いつしかそれはウザがられるようになります。本人が求めている内容を無視した指導というのはそういうものです。

だから、本人が興味を持ってくれるよう、周辺の話を面白く伝えることが重要です。
重要な知識、技術に近づいていくよう、興味を持たせることだけに専念するのです。
意図通りいかなくても、決して怒ったりしません。
失敗もウェルカムです。

そうそう、15時を回った頃、アクシデントがありました。

リフトから降りる際、チリ太郎が持っていたストックをダラリと垂らしていたため、雪面との間に挟んでしまい、ストックがくの字に折れてしまったのです。

借りものを破損してしまったのですから、人によっては叱るところかもしれません。
でも、本人が「やってしまった」という表情をしているところに、追い打ちをかける必要はありません。
私的には、ここで「物の大切さ」を教えるよりも、「速やかに対応すれば、大したピンチではない」「対応力を高めることが自分を助ける」ということを教えるべきかと瞬時に判断しました。

レンタル屋が近かったのは幸いで、親として私がきっちり謝って、破損料をお支払いして、厚かましくも…

青:「ちなみに、閉店まであと1時間ほどありますけど、新しいストック借りれたりしますか?」

なんて聞いたら、レンタル屋さんは快く応じてくれました。

こういうところの対応力は大人でないとね。

チリ太郎がいずれ大学生や社会人になった時、仲間のうちで同じトラブルを起こす人が現れるかもしれません。
父がやったように、怒らず、励まし、代わりにいろいろ対応してあげる。

そんな優しく頼りになる子になって欲しい。
そんなことをチリ太郎に話しました。

こういう経験全てが社会勉強だと思っています。
だから子供を連れて旅に出るのです。

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