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チリ太郎の学校では、土日に開催される文化祭の後の平日に振替休日が設けられています。
毎年、この振替休日の過ごし方について予定を立てておくのですが、今年も青ティ家恒例行事となっているぶどう狩りに充てることとしました。ぶどう狩りはだいたい8月下旬~10月上旬がシーズンなので、ここの平日休みがドンピシャなのですよね。

青ティ家のぶどう狩りについては、過去に記事をいくつか書いているのですが、もう10年近く同じ農園に通っています。
お出かけしながら勉強?!
束の間
ぶどう狩りも立派な勉強
体験学習のサイズ感

近2年は現地での機動力を考えて車(カーシェア利用)で行って観光をセットにしたドライブプランにしました。

一昨年は「富岳風穴・鳴沢氷穴・忍野八海」を巡り、
昨年は「昇仙峡」へ足を延ばしました。
いずれも楽しく、勉強にもなり、妻もチリ太郎もそれなりに喜んでくれました。

今年は…、

富士5合目を目指します!

こうした旅のプランは基本的に私が考えるのですが、少々の負担感はあるものの、最近はある種の使命感みたいなものに駆られてやっています。

我が家は妻が鬼のインドア派であり、チリ太郎も妻に似て、自ら何処かへ行きたいというようなことは言いません。ですので、放っておくと2人とも家から全く出ないのですね。
(元来、私もインドア派に近い部類なのですが…)

まあ、チリ太郎も高校1年生ですし、オフの過ごし方ぐらい自分に任せておくのが正しいのかもしれません。ただ、まだまだ世間を知らない子供でもあり、今のうちに、親の言うことを聞いてくれるうちに、いろいろな世の中を見せてあげるべきというふうにも思います。
このあたり、思春期の子には塩梅が難しいところですが、我が家の場合はまだ後者の考えが通用するということですね。

<ぶどう狩り>
※青ティ家が通っている農園のシステムについては、過去記事を参照してください

今年は夏の猛暑などの影響か市場に出回っているシャインマスカットが小粒であると感じていました。そのあたりのことを園主さんに伺ったのですが、やはり全体的に小粒で、ただ、甘さはまあまあというのが大方の評価のようです。
今年もいろいろとぶどうのことを教わり、ぶどう狩りは「甲斐キング」という聞いたことのない品種を取らせてもらいました。

こんな感じのピオーネ系の品種です

甲斐キングは以前から栽培に取り組んでいたようなのですが、今年、ようやく「モノになってきた」という段階らしく、我々が知らなかったのも当然。
他の農園では、新品種に取り組みつつも結果が出ないと諦めて木を切ってしまうことも多いらしいのですが、そこで続けるという判断をするにはある種の思想、理想、意地みたいなものが必要だと思います。

シャインマスカットは人気もあり、生産者的にも育てやすい品種なので、全体がそれに乗っかろうという傾向がありますが、国内で栽培される100種ほどの品種が特定のものに偏ると、思わぬところから業界全体が衰退してしまうリスクもあると思います。

そんなことで、今年のぶどう狩りもなかなか勉強になり、考えさせられる機会となりました。

<富士山5合目>
富士山への登山ルートは複数ありますが、「富士吉田口」の登山ルートは最もメジャーで、山梨側から行く場合はここを目標地にするのが便利です。
富士スバルラインという有料道路と直結していて車で5合目まで登れますが、夏のピーク期間は逆にマイカー規制をしていて、自家用車では登れません。
我々が行った時期はマイカー規制も解除されており、車での乗り入れOK。富士登山も9/11で閉山していたため、5合目はそこそこ空いているかな…と思ったのですが…、

観光バスが多数乗り入れ、富士5合目は賑わっていました…、

インバウンド(中国人)で。

妻は渋い顔をしていましたが、むしろ私は「これは恰好の教育機会だ」と思いました。
富士登山の有料化の背景にインバウンド対策があることはニュースで報じられてもいましたし、それを生でチリ太郎に見せてやることができる。

「富士山人気はこういうことですよ」と一目瞭然です。

少し奥に入ると混雑も解消します

そのように実物を目にすると、ニュースで見た事柄と結びついたりして新たな興味が湧いてきたりします。
例えば、

「あのニュースでやっていた鉄の門ってどこだろうね」という具合に。

6合目より上へ行くための登山口

ニュースで見たこと、学校で習ったことと実際に見たものが結びつく。
思っていたとおりか、思っていたものと少し違っていたか。
家に籠っていては、そういう体験はできません。

チリ太郎が高校生になり、親としては主要教科の勉強になんてもう関われません。
能力の限界。
でも、こうしてチリ太郎の足となり、世界を少しだけ広げるお手伝いはできます。
そのようにしてまだ役に立てることは、親としての喜びでもありますね。

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