今更ながら気づいたことですが、チリ太郎の普段の様子を見ていると、
「この子は本や新聞やプリントなど、活字や図表などを見て記憶するのが得意なんだな」と気づきます。
少し前にゲーム禁止となった際の話ですが、
青「どう、チリ太郎の様子。ゲーム禁止だからゆとりをもって行動できてるんじゃない?」
妻「全然だよ。」
青「えっ、そうなの?!」
妻「ゲームが本に変わっただけだよ。ギリギリまで本を読もうとするから、やっぱり私が細かいことまで声掛けすることになるんだよ。」
青「まっ、まあ、ゲームと本なら注意する側の気分も少し変わるじゃない。」
妻「私の苦労は減らないよ。」
青「チリ太郎、そんなに読む本あったっけ?」
妻「同じ本を何回も読んでるよ。」
このやりとりの後、図書館で本を借りてきたのですが、あっという間に読み切ってしまいました。(物語少々と数学の本です)
そのような感じで、チリ太郎は決して「本の虫」というわけではないのですが、本、雑誌、新聞、チラシ等、視覚で得られる情報に興味がいくようです。
そして、目で見た情報の方が人から説明されたことよりも、記憶に残っていることが多いようです。(これについては私がチリ太郎と話して持った感想です)
比較対象として適切かどうかはわかりませんが、私は人から説明されたことの方が記憶に残るタイプであり、本を読んでインプットしようとすると、複数回読むことを前提にしなければいけません。
このように、人によってインプットの方法に得意な方法、苦手な方法がありますよね。
中学受験に関して言えば、限られた時間の中で知識を定着させる必要があるため、子供の得意なインプット方法を知っておくことは、学習の効率を最大化するためにかなり重要な事項かもしれません。
理想としては、塾、参考書、問題集等は、子供の得意な方法に合わせてカスタマイズできれば、最も効果的に学習を進めることができるはずです。
一般的には、人間は視覚から最も多くの情報を得ると言われていますが、インプットの方法ということであれば、その他にも
・ノートに書いて覚える
・音声を繰り返し聴く
・講義(動画含む)を受ける
など、いろいろ思い浮かびますよね。
さらに、それぞれの方法の中で、自宅がよいのか、塾の自習室がよいのか、移動しているときが落ち着くのか等、環境要素もあります。
一番気を付けたいのは、親の決めつけですね。
親の信じる最高の環境、方法が、必ずしも子供にとっての最高の環境、方法になるわけではありません。
このことは注意しながら、日々、子供の様子を見守っていきたいと思います。