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チリ太郎、東大数学と対峙する

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前回、東大入試とAIに関する記事を書きました。
1週間以上前の話になりますが、食後の話題としてチリ太郎に記事に書いたような話をしてみました。

その過程で、
「今年の東大数学は過去一番と言われる難しさだったらしい」
というような話をしたのですが、チリ太郎が少し興味を示したので代ゼミのサイトで2026年の東大数学の問題を見せてあげました。
(興味は持っても自分自身では調べないでしょうから)

すごく見やすい代ゼミのサイト↓↓↓
https://sokuho.yozemi.ac.jp/sokuho/k_mondaitokaitou/1/1432002_5340.html

私、東大の入試問題は赤本でパラパラっと見たことはあるものの、ちゃんと問題にフォーカスして見たことはありませんでした。
特に数学など、問題の意味もわからない可能性が高いので、国英などと比べて心理的なハードルが高いです。
その点で、今回はチリ太郎と一緒に見るということで、私にとっても滅多にない機会となりました。

ご存じの方も多いと思いますが、東大の2次試験の数学は理系の場合、大問6題を150分で解きます。
難易度もさることながら、時間の制限もかなりきついみたいです。
ですので、どの問題をどこまで解くかという見通しを立てることがかなり重要となります。
ただ、私にはわからない感覚ですが、

「解けそうと思って手を付けたら意外と複雑で…」
「気が付いたら時間だけ取られて…」

みたいなこともあるようで、見通しを立てることもなかなか簡単ではないようです。

私自身、チリ太郎に東大入試の問題を見せるのはちょっと控えていたところがありました。
と言いますのも、私自身が東大入試の難易度を理解できないですし、チリ太郎の実力もわからないからです。
世の中には高1の時点で東大入試同日模試にチャレンジする子もいるらしいですが、さすがにその方々は先取りにある程度自身がある層でしょう。その点は共通テスト同日模試とは話が違いますよね。
タイミングを誤ると無用なショックを与えることになる可能性もありますし、自分には無理だと勝手に見切りをつけてしまう恐れもあると思います。

そういうわけで、チリ太郎の反応を注意しながら見ていました。
今年の東大数学の難易度的に、どうも大問2は取るべき問題であったようで、その他の問題は完答がかなり難しいという情報を得ていましたので、大問2から見せようかと思ったのですが、チリ太郎は普通に大問1から順に確認を始めました。

そのチリ太郎、大問1を眺めならが、

チ:「へー、いきなり微分の計算みたいな問題だ。えーと、条件がこうで…」

などとブツブツ独り言を言いながら、しばらく考えていました。

数学って、どの大学の問題も、問題文はすごく短いのですよね。
ただ、そこで示されていることが、頭の中で想像できるかってところが第1関門にして非常に大きなハードルになっていて、私などは大方そこで脱落します。

そこの第1関門を
「めんどくさ」「見たくない」「意味不明」
とならない人は、理系たる素質のある人だと思っています。

その点、チリ太郎はそうした理系人たる素養を備えているようでした。
独り言の内容も、問題の条件を整理してむしろ私に説明してくれているようでしたし、その一方で、ちゃんと「解けるかな」という意識で問題を見ているようでした。

正直、問題の意味が理解できるのかと不安に思っていましたが、そういうレベルはクリアしているみたいですね。
というか、東大の数学の難しさというのは、そういうところではないのかもしれません。
最初から何を言っているのかわからないというのではなく、意味はわかるが解くのは難しいという類のものでしょうか。(あってるかな?)

また、チリ太郎に関してもう1点感心したのは、

問題とじっくり向き合う。時間をとって考える

といういつもの姿勢が崩れなかった点ですね。
東大の問題だからといって最初から怯むこともなく、結構楽しんで眺めているように見えました。
この点、「数学が得意な子ってこんなものなのかぁ」という思いですね。

チリ太郎はけっこう時間をかけて大問6まで見終わり、大問6の(1)などは

チ:「これ、2800の公約数が30しかないはずだから、力業で解けるよね。一回解いてみれば(2)の証明方法が見えてくるのかな…」

などと言いながら、メモ帳に書き出しなどもしていました。

普段、答え合わせをしたがらないチリ太郎ですが、その日に限っては最後に回答を確認していましたね。
証明の仕方が全くわからないと言っていた問題などは、

チ:「回答、長っ!」

なんて驚いていましたね。

青:「問題文はシンプルなのにね。これだけ書かなければならないとすれば、時間も相当かかるだろうね。事前に時間がかかると気づければ、捨て問にするのかもしれないね」

なんてフォローしておきましたが、まさに捨て問とするような問題であったかもしれません。

ちなみに、大問ごとにブツブツ呟いていたチリ太郎の独り言ですが、一応、私は分からないながらも話は聞いていました。
頼りない話し相手ではありますが、問題を一人で考えるより、解法にいたるプロセスを誰かと話しながら考える方が楽しいですからね。

それで、チリ太郎が説明してくれた条件などが模範解答の中にも出てきていたので、

青:「ほら、チリ太郎が言ってた条件がここに記載されているから、そういうのが部分点になるんじゃない?」

みたいな話をしました。
(知らんけど)

ふと我に返ったら、チリ太郎は期末テストを翌日に控えていました。
貴重な時間を奪ってしまったと反省しつつ、なかなか有意義な夕食後の時間であったかなと思いました。

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