本日の記事はチリ太郎が受講しているZ会中学受験コースの専科についての感想です。
と言いましても、感想部分は数行で終わってしまいそうなので、文字数を稼ぐために…、いえ、初めての人にもわかりやすいようにZ会中学受験コース専科の説明から入ります。
Z会中学受験コースは4科用意されていますが、専科は以下のようなラインナップになっています。
1. 頻出分野別演習
・超長文対策(国語)
・難関記述対策(国語)
・立体図形難問対策(算数)
・平面図形難問対策(算数)
・論理的思考問題対策(理科)
・複雑計算問題対策(理科)
・文章記述対策(社会)
2. 志望校別予想演習
・筑駒
・開成
・桜陰
・灘
・甲陽学院
・神戸女学院
2の方の学校のチョイスはなんでかな? と思うところもあるのですが、チリ太郎は受講することは無いと思いますので、スルーします。
いずれの専科も3ヶ月が1セットになっており、予め決められた期の中で自由に組み合わせて受講することができます。
ここまで読まれた方の中には、
「何で志望校別予想演習の中に麻布がないんだよ! 麻布を目指してる人向けのサービスは無いのかよ!」
などと思われる方もいるでしょう。
大丈夫です!(←回し者?!)
例えば「麻布」を目指している方の場合は、1の頻出分野別演習から超長文と難関記述、算数の平面、理科の論理思考、社会の記述を取りましょうといった親切な(?)表がHPに掲載されています。
ちなみに、駒東は理科の複雑計算以外、全部取った方がよいのだとか…。
そのあたりの詳しいことは、公式HPを読むとよくわかります。(オリジナル説明が無駄!)
https://www.zkai.co.jp/el/a/subject/senka/
チリ太郎は5月~7月期に頻出分野別演習の中から「平面図形難問対策」を受講しました。
これは私が「様子見で得意な算数の中から1つくらい受講してみたら?」と勧めたためで、実際に受講したらどんな感じになるのかは全く想像していませんでした。
それで、実際に受講してみてどうなったか?
専科1教科でもかなり大変です。
難易度もなかなかのようで、チリ太郎も毎回の勉強に時間を要していました。
HPの文句を鵜呑みにして、「この教科を取った方がいいんだって」というような選び方をすると、学習の負担が激増します。
慎重に、厳選して受講すべきです。
もし弱点克服のために受講するならば、より慎重になった方が良いと思います。
なぜなら、まあまあ難しいですから。
例えば、チリ太郎の弱点は国語や社会ですが、これを「やるべき」というような考え方で受講したら大変なことになります。
(少なくとも、私は今のチリ太郎のレベルなら受講させません。)
すごく大雑把に言えば、これは普通より上のレベルの人がさらにレベルアップするための専科だと思った方がよいでしょう。
そのレベルに達するまでは、別の教材を使って地道にレベルを上げた方が、無駄なく学習が進められると思います。
あっ、書き忘れましたが、専科は月ごとに「特訓テスト」なるものがついており、これが通常のコースの「添削問題」に該当するのですが、結果が郵送で返ってきます。
今は受講数の多い小学生コースや中学受験コースなどはデジタル化が進み、添削問題もほとんどがデジタル返却ですが、受講生の受け止めとしては、実は郵送で答案が返ってくる方がリアクションが良いように思います。
客観的に見るとアナログ方式に戻っているように見えますが、私は専科の良さの1つだと思っています。
最後に、私はチリ太郎に5月~7月で「平面図形難問対策(算数)」を受講させ、もし悪くなければ8月以降に「立体図形難問対策(算数)」を受講させようと考えていました。
でも、チリ太郎にも相談した上で、それは止めておくこととしました。
前述のようにまあまあ負担感があり、夏期講習や秋の志望校別対策等、今後、塾関連の講習が減ることはありませんので、教材過多になる可能性が高いです。
Z会中学受験コースの専科は、塾と併用しておらず、余裕のある人向けかなぁという気がしました。