スポンサーリンク

8割受験のススメ

ランキング応援をお願います

東京・神奈川受験の合否が出てからでは少しニュアンスが変わってしまうかもしれないので、今のうちに私の考えを書き残しておこうと思います。

私は自分のやり方こそが唯一正統だなどとは思いませんが、チリ太郎の受験において、

・夕食は塾でとらせたことはなく、ほとんど家族揃って食べました。
・テレビもゲームもほとんど制限せず、チリ太郎の1日平均ゲーム時間(動画含む)は2時間を超えていると思います。(逆の意味で正常じゃないかもしれませんが…)
・日々、22時就寝目標(実際には22時半から23時に寝付く感じ)で、起床は7時~7時半。朝勉はしたことがありません。(やると早起きしなければならないので、朝が弱いチリ太郎には辛い)
・家族旅行も通年で行い、6年冬のみ2月にスライドさせる予定。(コロナでさらに先延ばしの可能性が高いですが…。)

というような感じで取組みました。

これでも決して「ゆる受験」というわけではありませんし、
志望校のレベルを下げているわけではありません。
一般的な全力を100%とするならば、80%くらいの感覚でしょうか…。

我が家は早稲アカのNNにお世話になっておりますが、早稲アカの本科生ではありません。
もし、早稲アカの本科生かつNNに所属していたなら、上記の基準は以下のように変わるでしょう。

・夕食は家族で食べられるかもしれないが、相当遅い時間になる。
・ゲームは禁止にしなくてよいが、1日平均2時間は無理そう。
・就寝目標は同じ程度にできる(努力次第で)。ただ、勉強以外にやりたいことがある場合、就寝時間が遅くなる可能性が大きい。あと、塾の平日授業の宿題をこなすために就寝時間が遅くなるというケースが考えられる。
・家族旅行はかなり難しいが、季節講習の隙間で1泊2日か日帰りなら可能。本科生で季節講習を取らない方もいるようなので、その場合は可能。

我が家は、通塾形態を個別指導塾+早稲アカNNにすることによって、大手集団指導塾の本科生よりも多くの自由時間を生み出すことができました。
しかし、その多くの自由時間を独自勉強、家庭学習などに充てたわけではありません。

妻に言わせれば…

妻:「ほとんどがゲーム時間になってるだろ…。直前期にはそろばんを休塾したり、その他の習い事をセーブした時間も、全部ゲーム時間になったぞ。」

これ、決してオーバーな表現ではありません。(私も同意します)

本音を言えば、生み出された自由時間の一部を使い、効率の良い家庭学習をさせたかったです。
しかし、そうはなりませんでした。

やはり、「子供が自発的に勉強する」とか、「自走」というのは、標準的な子供には難しいことなのだと思います。

しかし、私はこれで良かったと思っています。

チリ太郎の成績がもう少し悪かったら、多分同じことは言えないだろうと思いますが、チリ太郎は最上位とは言えないまでも、模試等では常にそれなりの結果を示してきました。

親(=大人)の考えと子供の考えにはギャップがあります。

大人はとかく「可能な限りの努力」を求めがちです。
親もそうですし、塾の先生も基本的にはそうです。

ですので、仮に80%判定が出ていたとしても、

「100%に限りなく近づくように。」
「本番は何が起こるかわからない。」
「不調で多少の下振れがあっても合格できるように。」
「極端に言えば、体調不良でも合格できるぐらい圧倒的な力を」

みたいな調子で、さらなる努力を求めがちです。

しかし、どうですかね…。

私が間違っているかもしれませんし、受験を舐めているのかもしれませんが…。

「そこから先の努力が最も効率が悪くムダであるような気がする」

っていうのは変でしょうか…。

「油断してよい」とか「安心してよい」とか言うつもりはないのですが…
ある程度まで到達したその先の時間は、子供の好きなものの時間に使わせてやりたいと思ってしまうのです。

百歩譲って、どうしても勉強をさせなければならないのだとすれば、「英語をやらせる」とか、「世界史のマンガを読ませてみる」とか、「料理を教えてみる」とか、中学受験とは切り離した勉強の方が面白いのではないかなぁと思っていしまいます。

まあ、そんな大甘な考えで臨む我が家の中学受験も、間もなく審判の時を迎えます。

合否の結果が出てからこういう記事を書くと間違いなく、

「後づけの自慢記事だ」←合格した場合
「負け惜しみだ」「そんなぬるいことを言ってるから落ちるんだ」←不合格だった場合

と言われるでしょう。
私が読者でもそう思います。

ですから、先に思うことを書いておこうと思いました。

当然、結果が伴わなければ、「そら見たことか」と笑われることでしょう。

でも、そういうことを想像しても、全く怖い、恥ずかしいと感じなくなりました。
結果が伴わなくても、「それはそれ」と割り切れる心境になったからだと思います。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする