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不安と期待

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本日、少し遅れて帰宅してみると、チリ太郎が玄関の門の前で佇んで、石でブロック塀をコツコツしておりました。
どうやら、鍵を忘れたらしいです。

チリ太郎は携帯など、親と連絡する手段がないため、この場合は学童に連絡をとるのが最善だったのですが、どうもそうしなかったようです。1時間近く待っていたようです。

青:「石で遊んで待ってたの?1時間も。」

チ:「ちょっとね、塀に石で字を書いたりもしてた。」

青:「漢字でも書いて勉強してたんならえらいけどね。」

チ:「あのね、Xを使った式を書いてたの。解けなかったけど。」

青:「(やることが非凡すぎだろ!)」

チ:「なんかね、うまく変形したら解けそうな気がして、ずっと考えてた。」

青:「(マジでそれ、ゆくゆく偉人になる人がやるやつだから!)」

ということで、我が子ながら軽い衝撃を受けました。

東京都もこの雰囲気ですと、6月1日の学校再開はほぼ動かないかなという状況ですね。
その日、都内の児童・生徒やその保護者にとっては、平時の生活を取り戻す第一歩となることでしょう。

とはいえ、新型コロナウイルスの脅威がなくなったわけでもなく、政府の唱える、「新しい生活様式」とやらに留意して、どちらかといえば、我々の平常を新様式の方に近づけるような意識の転換が必要になるのかもしれません。
また、新型コロナウイルスの見えない恐怖もさることながら、保護者としては、急な生活環境の変化にも警戒しなければいけません。
子供にとってみれば、長期休業明けと同じような、いや、むしろ外出自粛生活という特殊な状況でしたので、それ以上に、生活環境の変化を感じることでしょう。

我が家の場合、緊急事態宣言下での外出自粛生活は、むしろ自宅での学習習慣を定着させるのにちょうどよい口実となりました。今では、チリ太郎も特に不平をこぼすこともなく、当たり前のように3枠の学習を継続しています。
この間、算数はZ会の中学受験コースのスケジュールに沿って学習を進め、大分流れがつかめてきました。
チリ太郎が張り切って取り組んだ理科の先取り学習も、スタディサプリの5年応用まで到達。とても楽しそうに勉強しています。
また、少し苦手であった国語は、特に苦手としていた作文について、Z会の専科による学習を開始し、出口先生の「論理国語」も並行してコツコツと進めております。スタディサプリの国語も進めているため、結果としては一番手厚く取り組んだといえるかもしれません。
社会は最後まで手を焼きましたが、スタディサプリでの学習も、基礎編の終わりが見えてきました。

こんな感じで、私もチリ太郎の学習をしっかりと見てあげることができたため、この環境が変わることに少し怖さを感じております。

先取りした分、学校で授業を軽視したりしないか。1日単位で立てていた学習計画を、学校や学童、宿題なども含めてどう変更、継続していくか。私と妻の勤務が平常に戻り、チリ太郎の学習に付き合ってあげられなくなった途端にサボりださないか等、心配です。

一方で、学校再開とともに、社会が平時を取り戻した後、少し楽しみにしているのが、全国統一小学生テストなどの模試、学校説明会と学校見学でしょうか。

自粛期間中に取り組んだ学習が、模試などの結果として現れれば、子供にとってはすごく大きなモチベーションになるでしょう。
また、学校見学も、これはもう少し先になるのかもしれませんが、自粛期間中に様々な魅力的な学校があることを再認識しましたので、そういった学校を実際に見に行ってみたい気持ちが強くなってきました。

そんな風に、不安と期待の入り混じる今日この頃です

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