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どんどん難しくなる算数

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チリ太郎が取り組んでいる中学受験コースの算数ですが、現在、「相似比と面積比」に取り組んでいます。

Z会中学受験コースのカリキュラム
https://www.zkai.co.jp/el/a/curriculum/

かなり難しいです。
チリ太郎もやりながら、

「相似とか、小学生で習う範囲なのかなぁ」

などとブツブツ言いながらやっています。
(6年生で習う内容みたいですね。チリ太郎に教えてあげよう。)

Z会の教材は問題が難しくても解説が丁寧に載っているところがよいのですが、中学受験コースの場合、タブレットを使って解説動画も見ることができます。
つまり、解説が二段構えになっているのですね。
この機能は、5年生の学習を開始して以来、あまり使っていなかったのですが、学習内容が難しくなってきた今、まさにこの機能を使って丁寧に理解を深めていくところです。

しかし、なぜだかチリ太郎はこの解説動画を見るのを嫌がります。
スタディサプリは喜んで見ているので、「講義動画」が嫌いなわけでないはず。
ではなぜ?

妻は、「せっかくわかりやすい機能がついているのに、それを活用しないなんて理解できない。」と匙を投げます。

私には、少しわかる気がするんですね。
1つは「解説動画を見たら何だか負けている気がする」というプライド。
もう1つは、動画視聴で余計な時間を要することを避けたい気持ち。

私が見るに、半々といったところでしょうか。
そういうことで、チリ太郎に以下のことを少し話しました。

・理解が不足している部分をそのままにしておくのが一番格好悪いこと。
・勉強とは「わからない、知らないこと」を「わかるようにする」ことの繰り返し。
・上記のことを、自分でできるのなら自分でやった方がよいし、自分ひとりでできなければ、塾に通ったり、学校の先生に聞いたりして「わかるようにする」必要がある。
・このことは、中学受験だけでなく、高校、大学受験でも全く同じ。

以上を踏まえ、

「Z会のような通信教育は、基本的に丁寧な解説が用意されていて、自分で理解しようと思えば理解できるように工夫されている。でも、1人で勉強をするのは、かなり大変なこともでもある。」
「もし、1人で勉強をするのが辛ければ、Z会をやめて、個別指導の教科に算数を追加してもよいけど、どうする?」

とチリ太郎に聞きました。
結果、

「Z会は続けます。」

とのことでしたので、勉強の仕方も一緒に学ぶつもりで、少し意識を変えて取り組むように促しました。

集団指導塾に通っていたとしても、講義に集中できない日があったり、講義内容を理解しきれずにそのままにしてしまうことがあるかと思います。
ですので、どのような学習方法をとっていたとしても、親や先生が子供をよく観察して、時々道筋を示してあげることが必要になります。

親も楽ではありませんね。
でも、こうして付き合ってあげられるのは、中学受験まででしょう。

高校受験や大学受験になると、子供も精神的に自立してきますので、親に対して従順ではなくなりますし、そもそも、親の方が教科の内容を理解しきれません。

「中学受験は親子受験」とは本当によく言ったものですが、親の方は一期一会だと思って子供と向き合っていかなければいけませんね。

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