昨日、講談社が主催する「親子で日本史対策! 自宅でできる、中高校受験突破の勉強法」というWEBセミナーに参加しました。
これは、7月3日に講談社が出版する歴史まんが、「日本の歴史」の最新版が発売されたことを記念して行われたセミナーで、今回が第2弾になるようです。
講談社 歴史まんがのサイト
https://rekishimanga.jp/
私は第1弾のことは全く知りませんでしたが、今回、スタディサプリ編集部からのメールでこのセミナーを知り、応募したものです。ちなみに、定員は500名という案内でしたが、2日後には応募が締め切られていましたので、チリ太郎の意向確認をせずに急いで手続きしたのは正解でした。
なんでスタディサプリの編集部からメールが来たのか?
それは、スタディサプリの講師をされている伊藤賀一先生と玉田久文先生が今回のセミナーの講師をされるからですね。
チリ太郎は、普段、Z会やスタディサプリの学習をタブレットで行っていますが、これは講義動画の視聴なので1方通行です。
今回のセミナーはZOOMを使って行われましたので、チリ太郎にとっては、双方向のオンライン講義ということになったわけです。(結果的にはほぼ一方通行でしたが…。)
さて、セミナーの様子ですが、
まあ、両先生がしゃべり倒しましたね。
特に伊藤先生は、自ら「一方通行型の講義に特化してスキルを磨いてきた。50時間しゃべれと言われても大丈夫。」とおっしゃるように、引き出しの多さ、話術などはさすがでした。
内容的には、歴史学習を全くしていないチリ太郎には難しいことだらけだったと思いますが、予定(19:00~20:30)を30分超過し、セミナーは約2時間ほどで終了しました。
チリ太郎、頑張って見続けたと思います。
セミナーは講談社の発行する歴史まんが、「日本の歴史」の良さをPRするものではありましたが、やっぱり話が上手なので、私も歴史まんがを購入するなら講談社のにしようと思いました。(単純)
セミナーの後半、参加者からの質問に両先生が答えるコーナーでは、いくつかの印象に残る言葉がありましたので、書き残しておきたいと思います。
Q「中学生で日本史のテストの点が80点台だったが、通知表は「4」でした。ノートの取り方が汚いからでしょうか? ノートの上手な取り方を教えてください。」
A「平均点が分からないけど、80点台は普通に「4」でしょ。それよりも、ノートの取り方が通知表に影響するの? もしそうであれば、日本史というよりは「ノート」という別の科目だね。ノートなんてちゃんととってたら難関大には合格できない。社会に出てからもそうだけど、上位に行くのに大事なのは、圧倒的に「メモ力」だから。」
Q「参考書などと比べると、歴史まんがはどこを覚えてよいかわかりません。」
A「歴史まんがには赤字とか太線とかはないですよね。それは、読み進める上で「流れを止めない」ことを重視しているから。歴史まんがは学習の上では副教材的に扱うのがよい。参考書と歴史マンガ、両方あった方がよい。」
Q「講談社の歴史まんがでなければダメですか?」
A「香ばしい質問ですね。まあ、ダメということはないですよね。好きなものを選べばよいと思います。ただ、他社と比較して講談社の歴史まんがが圧倒的に優れている点は、「新しい」ということですね。これは、日々進歩する歴史研究の成果を反映しているので、現時点で圧倒的に優れています。また、絵や欄外の豆知識に至るまで、見た限り史実と齟齬がない。かなり拘っていると思います。」
Q「記述問題が苦手です。記述問題の対策を教えてください。」
A「記述問題対策は必要な知識が入っていることが前提になります。必要な知識が入っていなくて記述問題に回答できない場合は、まず知識のインプットからになります。
お勧めの勉強方法として、教科書を見ながら記述をしてみる。必要な用語は教科書に載っているはずですから、これを組み合わせて記述ができないのだとすれば、本当に記述が苦手だということになります。記述については添削をしていただく方が必要ですね。」
※QAの内容については青ティの記憶によります
セミナー参加者はアンケートに答えると、抽選で講談社の歴史まんがが当たるとのこと。
速攻でアンケートに回答しましたが、3/500の確率。もし当選したら、部屋の掃除から始めなければいけません。(置き場が…。)