前回の記事でチリ太郎の受験した「NN駒東オープン模試(第1回)」の成績をお伝えしました。
入室基準点を3点だけ上回ってNN駒東前期の入室資格をゲットしわけですが、その時のチリ太郎の様子は私が思っていた以上に嬉しそうでした。
これまで、チリ太郎がNN駒東に通いたいというような素振りを見せたことがなかったので、少し意外だなと思いましたが、単純な話、どんな内容でも「合格」と書いてあれば嬉しいものなのでしょう。
実際、NN駒東前期に通うかどうかは、これから家族で相談することになっています。
さて、本記事では、NN駒東オープン模試(第1回)で気づいたことを差し障りのない程度に書いていきたいと思います。
まず、各教科成績の概要です。
算数:平均64.9点(120点満点)(100点換算54.1点) 最高点120点
国語:平均59.8点(120点満点)(100点換算49.8点) 最高点91点
理科:平均37.6点(80点満点)(100点換算47点) 最高点63点
社会:平均43.3点(80点満点)(100点換算54.1点) 最高点72点
総合:平均205.7点(400点満点) 最高点301点
予想合格点219点
なお、1つ前の記事で受験人数を125人としていましたが、124人の方が正しそうです。
また、この人数は、おそらく4/4の午前・午後受験の合計数ですね。
HPの情報と、私が試験会場で見た受験生の人数感から、そうかなと思います。
傾向としては算数の平均点が高く、理科の平均点が低かったことが特徴的です。
算数が「簡単だった」と言ってよいのか、「(駒東オープンなので)算数が得意な子が多かった」のかはわかりませんが、満点を取っている子がいたことを思えば、「やや簡単だった」
のかもしれませんね。
一方、理科については、私が問題を見た限りそこまで難しい印象はありませんでした。
しかし、チリ太郎が解き直しをしていた問題を見てみたら、私にもわからない問題が多数あり(解答見てもよく理解できませんでした)、見た目以上に難しかったのかもしれませんね。
今回の模試は合格基準点が219点に設定されています。
この点数は今回の模試の偏差値でいくと53あたりに相当する点数ですので、駒東入試の実質倍率などと比較すると、妥当なラインだといえるかもしれません。
度数分布を見ますと、
偏差値73~63が「安全圏」で、このゾーンに12人
偏差値64~54が「可能圏」で29人
偏差値53~45が「努力圏」で49人
偏差値44以下が「要検討」で34人
です。
ちなみに、チリ太郎は「努力圏」の一番上あたりにいるのですが、ここは最も度数が高く、表で見るところの「大きなこぶ」を含むゾーンになるわけです。
つまり、ちょっとサボれば後ろにいる多くのライバルにゴソっと抜かれ、一気に順位が下がる(当然、NNの入室基準以下になる)わけで、チリ太郎は最も「熱い」ゾーンにいるわけですね。
模試の結果を家族で見ていた際に妻が発した感想がチリ太郎の立場をよく表しているかもしれません。
妻:「こうしてみると、チリ太郎さんは算数が得意だと思っていたが、駒東志望の子たちの中に入れば、『普通』って感じなんだな。」
青:「上位校ならどこでもそうなるでしょ。」
妻:「入室基準は超えたけど、合格した子の中では限りなく後ろに近いよね。」
青:「まあ、伸びしろもかなりあると思うけどね。」
チ:「国語が…、壊滅してるからなぁ。」
妻:「仮にNNに通ったら、周りはみんなできる子だらけってことだけど、チリ太郎はそんな経験ないだろうから、どう感じるかね。」