先週の日曜日でNN駒場東邦そっくりテスト5本勝負を終えました。
当初、これまでの模試と同様に各回ごとに成績をアップしようかと考えておりましたが、対象がかなり限定的な模試であり、チリ太郎の成績を公開することで他のNN生に変な影響があってもよくないと思っていました。
5回の模試が終わり、(追加の直前イベントが加わりましたが)あとは各自が本番に向けて集中するだけなので、チリ太郎の成長を振り返る意味でも記事化しておこうと思います。
〇そっくりテスト①
(1/1実施)
算数:91点/120点(平均57.2、偏差値69.7)
国語:48点/120点(平均66.7、偏差値35.5)
理科:41点/80点(平均40.1、偏差値51.3)
社会:46点/80点(平均49.6、偏差値45.2)
総合:226点/400点(平均213.6点、偏差値55.2)
受験者数:80人 予想合格点:212点
判定:「合格」 合格可能性:50%
〇そっくりテスト②
(1/9実施)
算数:104点/120点(平均72.5、偏差値65.9)
国語:84点/120点(平均71.9、偏差値59.5)
理科:65点/80点(平均53.3、偏差値65.7)
社会:47点/80点(平均46.1、偏差値51.0)
総合:300点/400点(平均243.8点、偏差値68.3)
受験者数:83人 予想合格点:250点
判定:「合格」 合格可能性:80%
〇そっくりテスト③
(1/10実施)
算数:100点/120点(平均77.1、偏差値66.1)
国語:74点/120点(平均72.6、偏差値51.9)
理科:56点/80点(平均49.1、偏差値60.6)
社会:61点/80点(平均51.6、偏差値59.6)
総合:291点/400点(平均250.4点、偏差値66.5)
受験者数:81人 予想合格点:260点
判定:「合格」 合格可能性:80%
〇そっくりテスト④
(1/16実施)
算数:79点/120点(平均58.6、偏差値62.5)
国語:75点/120点(平均81.2、偏差値43.2)
理科:52点/80点(平均44.8、偏差値58.0)
社会:51点/80点(平均52.7、偏差値47.9)
総合:257点/400点(平均237.3点、偏差値56.7)
受験者数:80人 予想合格点:243点
判定:「合格」 合格可能性:70%
〇そっくりテスト⑤
(1/23実施)
算数:110点/120点(平均67.3、偏差値67.3)
国語:81点/120点(平均79.4、偏差値51.7)
理科:59点/80点(平均46.0、偏差値67.6)
社会:48点/80点(平均55.1、偏差値42.5)
総合:298点/400点(平均266.9点、偏差値61.6)
受験者数:60人 予想合格点:268点
判定:「合格」 合格可能性:80%
合格可能性だけ見ますと、
50%→80%→80%→70%→80%
というふうに登り調子と言えます。
変化した点なのですが、総合点だけで見るとあまりはっきりわからないのですが、
「国語の記述がかなり書けるようになり、部分点が取れるようになってきました」
答案を見ると明らかで、
そっくりテスト①までの模試では、だいたい空白の問題が2~3問、悪いときは4問くらいある状態でした。
それが、そっくりテスト②以降では、最後の80~120文字書かせる記述以外は埋められるようになっており、しかも、記述内容も適当に埋めたというより、ちゃんと条件に合った文章が書けています。
転機になったのは教科ごとの成績でも明らかですが、そっくりテスト②のときです。
この日、たまたまお迎えを私が担当しました。
休日出勤をしたので、三軒茶屋校の方へは会社からの方が近いということでそうなったのですが、私がチリ太郎のお迎えをするのはかなり久しぶりのことでした。
三軒茶屋校で合流した後、駅までの帰り道でチリ太郎は饒舌にしゃべっていました。
「チリ太郎って、NNの帰りはいつもこんな饒舌なのかな?」と思いましたが、帰宅して妻に聞いたところ、
妻:「そんなことないよ。何を聞いてもいつもの調子だよ。」
とのことでしたので、その日は殊の外よくしゃべっていたということです。
おそらく、国語の記述が書けて点が取れたことが嬉しかったのでしょうね。
中学受験は関係なく、
「できなかったことができるようになる」
「それを自覚して、『嬉しい』と思う気持ち」
本当に貴重な経験です。
ちなみに、その日は寝る前にそっくりテスト②の反省(毎回書いて提出することになっているものです)をどう書こうかという話をしていたら、チリ太郎が国語の問題文を私に見せながら、振り返りを始めました。
チ:「この物語なんですけど、これ…。」
青:「ああ、今日の問題ね。」
チ:「この主人公の子、見てください…、独りぼっちです。」
青:「ああ、そうなんだね。若干いじめられてる?」
チ:「そこからワァーと話が進みまして、見てください、ちょっといじめっぽくなってます。」
青:「やっぱりそうか。」
チ:「そこからワァーと話が進みまして、和也登場」
青:「ん?! なんかこの子は良い子っぽいね。」
チ:「そう。和也の人物像については、最後に問題が出ます。ちなみに書けませんでした。」
なんて楽しそうに解説をしてくれました。
妻は後ろで笑いをこらえてました。
妻:「それ、何の時間? 読み聞かせ?」
でも、本当に嬉しかったのでしょうね。
過去、算数の問題は解説してくれることがあったのですが、国語は初めてのことでした。
こういう経験を中学受験期間にたくさん積ませたいですし、また、親としてそういう場にたくさん立ち会いたいものです。(もう、終わり間近ですけど…。)