チリ太郎が1/11に受験したサピックス入室テスト。
ちょっと勘違いしていたことがあったので、記事にしておきたいと思います。
私が勘違いしていたのは、入室テストの問題を「入室テスト専用に用意されるもの」だと思っていたことです。しかし、チリ太郎が持ち帰ってきたテストの表紙には、「入室テスト・組み分けテスト」と記載されていました。
つまり、入室テストではあるけど、内部生と同じテストに挑戦しているわけです。
サピックスの組み分けテストは毎月実施ではなかったと思いますので、他の月はマンスリーテストなどと同じ問題になるのでしょうね、きっと。
私の勘違いしていたことを前提にすれば、受験者数(=母数)が少なくなるでしょうから、入室テストの結果として出る偏差値は、「サピックス生の中での想定偏差値」なのだろうという推論に行きつきます。
しかし、同日に内部生が同じテストを実施しているならば、入室テストの結果として出る偏差値は、想定ではなくガチでサピックス生の中での評価ということになります。
いやー、入室テストというのは、どこの塾も内部模試に較べればライトなものだと思っていましたが、大いなる思い違いでしたね。
入室テストの問題を少し見てみたのですが、以下の印象を持ちました。
・国語は漢字や語句の問題がやや難し目。これはチリ太郎でも半分くらいしか正解できていないのではないか。
・算数も(多分)結構難しい。チリ太郎なら算数でいい点とれるかなと期待していましたが、さすがにサピックスの組み分けテストというところで、甘くない結果になりそう。
・社会は地理と歴史が半々でしたので、歴史は確実に苦戦したでしょう。
・理科はあまり見ていません。
・記述問題ばかりというわけではなく、国語なら文章からの抜き出し、国社理で選択肢から選ぶ問題も結構ありました。こういう問題形式なら、知識が怪しいチリ太郎でも拾える問題が出てきそうです。
チリ太郎の採点前答案は1/12の夜にはオンラインで見られるようになっているはずですが、急いで自己採点するような立場ではないので、1/17と1/20の採点結果及び評価を待ちたいと思います。
それにしても、入室テストが組み分けテストであったと知ると、今まであまり関心を持っていなかったサピックス系のブログの記事も気になってきます。
特に、とあるブログでは組み分けテストの速報や解説などをしていて驚きます。
塾の内部テストに対してここまでの反応があるということは、中学受験におけるサピックスの注目度を示しているのでしょうし、多くの受験生・保護者が同塾に依存しているのだろうということを感じさせます。