以前、第2回NN駒東オープン模試の結果について、速報値を記事にしました。
おそらく、6/2頃に後日受験組の成績が加味された確定値が公表されていたと思います。
第1回のときと同じく、速報値からの変化を示してみたいと思います。
(矢印はは5/26時点データから現時点データで変化があったものを示しています)
算数:平均60.6→59.5点(120点満点)最高点102点
国語:平均52.6点(120点満点)最高点82点
理科:平均36.6点(80点満点)最高点56点
社会:平均34.2→34.3点(80点満点)最高点62点
総合:平均184.0→182.9点(400点満点) 最高点265点
予想合格点201点
入室基準点189点
受験者数:117人→167人
今回、私がうっかりしており、速報時に各教科と総合の最高点を控えておくのを忘れてしまいました。
よって、最高得点者が当日受験組の中にいたのか、後日受験組の中にいたのかはわかりません。(ボーンヘッドです)
前回(第1回)の結果では、後日受験組80人ほどの成績が加わることで、各教科と総合の平均値は軒並み上昇し、4教科総合で6.8点上昇しました。
しかし、今回(第2回)の結果では、後日受験組50名ほどの成績を加えても平均値はほとんど変わりませんでした。(むしろ1.1点下降しています)
この結果について、本当に素人の推測でしかないのですが、
第1回のNNオープンは初回ということもあり、幅広に受験した受験生が多かったが、第2回はある程度受験層が固定化された。
という風に考えます。
第1回NNオープンでは、当日にNN開成を受験し、後日にNN駒東を受験した生徒が多数いたと思います。
その中で、NN開成は基準点に満たなかったが、NN駒東は合格したという子が一定数いたことでしょう。
そうした子の多くは、NN駒東に通いながら第2回でNN開成にリベンジしようと考えるはずです。
そういう子の場合、当日受験は既に所属しているNN駒東にし、後日受験をNN開成にするのではないないかと思います。
そうした流れを考えると、後日受験をする層というのは、第1回のときの受験層と異なり、
「すでにどこかのNNに所属しているが、目指すNNクラスにチャレンジしている子」
「まだNNクラスに所属しておらず、どこかのクラスの合格をもらうために幅広に受験している子」
のどちらかになるはずで、これだと後日受験組が平均点を押し上げるほどにはならないですよね。
まあ、こんな分析をしたところで何になるわけでもないのですけどね。
目の前の事象を分析し、原因を想像してみるのはトレーニングにもなりますから、チリ太郎に考えさせてみましょうかね。
チリ太郎の確定成績は以下の通り
(6/8時点)
算数:79点/120点(平均60.6→59.5、偏差値60.0→60.3)
国語:41点/120点(平均52.6、偏差値39.8→40.1)
理科:49点/80点(平均36.6、偏差値64.4)
社会:32点/80点(平均34.2→34.3、偏差値47.6→47.5)
総合:201点/400点(平均184.0→182.9点、偏差値55.7→55.6)
受験層が固定化されるのが例年の流れだとすれば、現時点でNNに在籍できているチリ太郎は
「いい感じなんじゃない」
と思ってしまいそうです。
でも、これは誤解です。
勘違いをすると、後で痛い目を見ると思います。
第2回NNオープンと同時開催された説明会でも、
「現在(前期)の成績は『あくまでも参考』とお考え下さい。」
と釘を刺しておられました。
特に駒東の場合、後期が始まりしばらくした頃(10月頃とおっしゃっていたかな?)に開成から志望校変更してくる生徒が100人程度はあるとのことです。
そういう層が加わり、2/1受験校がほぼ固まった段階でどの順位にいるかが重要です。(言うまでもないことですが)