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土壇場で冴えないこともある

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チリ太郎の受験を振り返ったとき、埼玉受験を終えた後の1月後半がもっともダラダラして冴えなかった時期でした。

その意味では、千葉受験をスケジュールに入れておけば緊張感が持続したのかもしれませんが、我が家から千葉は遠く、千葉に素晴らしい学校があってもチリ太郎や妻を説得することが難しかったです。
(緊張感を保つために受験するという割り切った考え方は無くて、基本的には合格したら行ける範囲の学校のみを受験する方針でした)

ありがたかったのは、早稲アカさんがNNの直前授業を組んでくれたり、テストの機会を設けてくれたりしたことです。
それによってかろうじて学習機会が確保されていた気がしますが、信じられないことに、この時期に平日のゲーム時間が増大していたことを覚えています。

暮れから年明けにかけては、早稲アカの志望校別のテストでかなり良い点を取り、私の中では

「いける」

という手応えがありましたし、チリ太郎もその時はすごく自信をつけたように見えました。

では、その後にチリ太郎は慢心して家庭学習をしなくなってしまったのか?

私が思うに、チリ太郎は割と慎重な子なので、どちらかというとこの時期の停滞は「慢心」というより「プレッシャーと闘っていた」のかなぁなんて思ったりします。

本人に聞いたことはありません。

ただ、私がそう思うだけです。

この時期、最後の追い込みとばかりに勢いよく勉強を進める子もいるでしょう。
チリ太郎のようにやや停滞気味になってしまう子もいるでしょう。

しかし、順調に勉強しているから安心で、やや停滞しているから心配というものではないのかもしれません。
受験のことだけ考えれば、脇目も振らずに勉強している方がよいのでしょうが、プレッシャーと闘うことや、この受験の意味をしっかりと見つめるということも人生においては必要な経験です。(受験当時にそれが大切なことだと考える余裕はありませんが)
そうした経験の機会を親の勘違いでぶち壊してはいけないなと思います。

この時期の親の立場なら、学習や生活に関する声掛けはあまり強めにならないよう注意すべきかなと思います。
静かにお子さんの様子を観察し、

「今、どんなことを考えているのかな」

なんて想像してみると、親の取る行動も一味変わってくるのではないかと思います。

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