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些細な問題を拡大する人たち

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職場で派遣社員さんと一緒に働く中で、本当に些細な、小さすぎるイザコザに遭遇するこがあります。(私はギリギリまで間に入ったりしませんが)

派遣Aさん:「Bさん、我々忙しいので、朝の準備業務、そちらで忘れずにやっていただくようお願いします。」

派遣Bさん:「あっ、はい。でも、その準備はいつも別の方がやっていたので、我々の分担じゃないと思ってました。今朝もね…」

A:「とにかく、これからどんどん忙しくなってきますので、忘れずにお願いします。」

ちなみに、AさんとBさんは別の派遣会社からの派遣で、同じオフィスで別の業務に従事しています。

Bさんは自分のデスクに戻り、同じ会社から派遣されているCさんとDさんに情報共有します。

B:「さっきさ、Aさんにきつく言われちゃって。朝の準備ちゃんとしてくださいって。」

C:「私たちの分担でしたっけ?」

B:「よくわからないけど、忙しくしてたら追いかけてきて言われたのよ。」

D:「私たちの業務分担を後で社員さんに確認してみよう。」

ここで重要な補足

Aさんが指摘した「朝の準備」とやら…

「窓を開けるとか、開けないとか、そんなことです」

上記のやりとりは簡潔に書いていますが、実際には結構な時間をかけて、この問題を話し合っていました。
まあ、女性だから話は何かと長くなりがちなのですが…。

私は正直、

「(誰と言わず気づいた人がやってくれ。こんなどうでもよいことを議論するのに時間を使わないでくれ…。)」

と思っていたのですが、得てして、こんなどうでもよいことをめぐって、人間関係が崩れたり、グループが対立したりするものです。
本当に、人間関係というのは難しい。

いや、本当は難しくないのですが、なぜか難しくする方向に事が流れるから不思議です。

全員に問うてみれば、間違いなく全員が

「大した問題ではない」

と思うことに無駄なエネルギーを割いているのですから。

一言で言えば、コミュニケーションや相性の問題なのかもしれません。

Aさんは実にしっかりした人ですが、時に言い方がきつくなる傾向があるのと、やや神経質な性格です。
Bさんはのんびりした高齢の女性で、マイペース。仕事は微妙で無駄口が多く、よくピントがずれてしまう感じの人。

Aさんも、もう少しやわらかく言えばいいのに…。
Bさんも、余計なことを言わずに流しておけばいいのに…。

お互いに相手に合わせて微調整ができないから無駄な争いが生じ、それを止められない人たちを巻き込んで問題を大きくしていきます。

でも、こういうことって、学校の授業では教えてくれないんですよね。

「部活やサークルで人間関係を学びました」という人もいますけど、そこは「学ぶための場」ではないので、同じ環境にいても変わらない人は変わらないです。要するに、本人の気づき次第なんですね。

社会に出たら圧倒的に大切なスキルだと思うんですよね。
人の事情に合わせて微調整する力って。

チリ太郎さんの受験も気になりますが、私は、チリ太郎さんが中学から大学までのどこかで、そういうことを学ぶ機会があったらいいなぁと思っています。
本当、どこの大学を出たかは肩書にすぎませんが、立ち居振る舞いはその人に対する評価になって返ってきますからね。

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コメント

  1. はまねこ より:

    些細なことほど議論が盛り上がるのも世の常ですね。何十億の投資決裁よりも、数千円の手土産を何にするかのほうが議論に費やされる時間が長いとか。偉い方々もそういうことらしいです。
    チリ太郎さん、青ティパパ、頑張ってくださいね!

    • 青ティ より:

      はまねこ様
      コメントありがとうございます。
      ブログネタにさせていただいた私のケースの場合、派遣さん5人に対して社員1人という状況で、
      井戸端会議的な世界に引きずり込まれそうな状況でした。
      人間が働いている限り、そうしたものは無くならないのかもしれませんが、
      子どもに対しては、世間は変わらないのだから世渡りスキル必須と教えるのか、
      そうした無駄なものにとらわれないよう、社会や会社を変えていく人になれと教えるのか、
      悩ましいところです。