青:「チリ太郎、今日の夏期講習はどうだった?」
チ:「まあ、特別なことはなく普通でした。」
サピックスの夏期講習期間中、私は仕事から帰るとチリ太郎に必ず講習の様子を質問していますが、チリ太郎の回答は判で押したように同じです。
もちろん、私は諦めずに質問を変えながら、少しでも変化や新たな情報がないか探るのですが、まあ、大したことは聞き出せずに終わることがほとんどです。
しかし、先日、変化がありました。
青:「チリ太郎、今日の講習どうだった?」
妻:「ほら、おとさんにも話してあげなよ。」
チ:「あのね、2日間の合計が750点でした。」
青:「??? 何の点?」
妻:「だよねー、だよねー。やっぱりそんな説明じゃあ誰にもわからないんだよ。」
青:「それは成績が良かったってこと?」
チ:「まあ、良い方みたいだよ。」
青:「その700何点ってのは、授業点とかいうやつかなぁ…。」
チ:「いろんなテストを2日単位で集計した点みたいだけど。」
青:「そういう制度があることも塾から特に説明がなかったからね。チリ太郎は知ってたの?」
チ:「うん、なんか言ってたよ。」
青:「あのさ、そういう情報をおとさんが『今日どうだった』って聞いたときに話して欲しいんだよね。」
サピックスにお通いの他の方のブログなどで、サピックスには授業点というものがあるらしいことや、それでクラスが昇降することもあるらしいことを目にしていたのですが、何となく、点と点がつながったような気分です。
これまで、チリ太郎から、
チ:「なんかね、2日ごとに席替えするみたい。」
という話は聞いていたのですが、それは、
授業点を2日ごとに算出する
授業点によってクラスの昇降が生じる
クラスの昇降によって生徒の入れ替えが生じるので席替えする
ということなんですかね。
まあ、私自身はクラスの昇降などに全く拘っていませんし、チリ太郎もそうだと思います。
ただ、クラス昇降はサピックスのような集団指導塾にあっては、いわば「醍醐味」みたいなものですから、この期間に「経験だけはしてみたい」とも思います。
不謹慎ながら、
「クラス昇降を経験するなら、難易度の高いクラスアップより、クラスダウンでいいから体験してみたいな」
と思っています。
親である私は、「クラスの昇降は立ち位置を知る意味では重要ですが、目標校への合格力を高めるという意味では、どこにいても同じ」だと思っています。
ただ、クラスが上がったり下がったりしたとき、チリ太郎がどんな反応を示すのか?
「嬉しい」「誇らしい」「悔しい」「挽回したい」「恥ずかしい」
どんなことを感じるのか?
そこだけ大いに興味があります。
一生懸命頑張っている子に対して不謹慎だと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私自身は割と真剣に考えています。
この夏期講習では、サピックスの授業を真剣に聞くということが最大の目的ではありますが、それとともに、サピックスで経験できることは何でも経験してみるべきです。
それがブログネタ…、いや、チリ太郎の精神の成長に大きく寄与するはずです。